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インフルエンザが猛威を振るい始めると、ちょっとした社会的パニックを引き起こしますね。

数年前に新型インフルエンザが大流行した時、私(筆者)は「インフルエンザ菌は、生き残るために感染力を身につけている」と考えたことがありました。

つまり、インフルエンザ菌は、増殖することで種を存続させる生物ですから、菌を撃退する薬物が登場すれば、それを上回る抗体をつくるために突然変異するのです。

そうやって感染力を強めようとするのがインフルエンザ菌です。以前からこのような考えを持っていたので、今回の「インフルエンザの感染力と潜伏期間」は、それなりに興味を持って記事を書きました。

インフルエンザの感染力はいつからいつまで続くの?

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驚きの感染力

インフルエンザは、「解熱後2日間、最初の発熱から5日間」が目安で治癒すると言われています。こちらの「インフルエンザの治癒証明書がもらえる期間はどの位?そもそも必要?」の記事にもあるように、病院から治癒証明書が発行される判断基準もこの期間ですね。

しかし、抗インフルエンザウイルス薬の服用で、解熱や菌の排泄によって症状が緩和されても、感染力の強い菌が体内に保持されたままのことも多いのです。

菌の「感染力」とは、その増殖スピードを指します。体内に入って感染した1個のインフルエンザウイルスは、8時間後には100個、24時間後には100万個に増えます。

特に空気が乾燥していて、気温の低い冬に感染力が強まります。体内で菌が猛烈に増殖することと、菌を温存させる環境があって、溢れた菌が体外に出やすくなった時、感染力が高まることになります。

「感染源」と呼ばれてしまう期間とは?

インフルエンザには、感染してから発症するまでの潜伏期間があります。インフルエンザが潜伏している期間は1日から2日ぐらいです。他人に感染する時期は、潜伏期間+発症日から約7日くらいだと言われています。

つまり、感染日から10日から12日くらいは感染源となる可能性があり、この期間が感染力が継続している期間だと言えるでしょう。発症から1週間経って治ったと思っていても、まだ菌の感染力は強いのだと理解しておきましょう。

医療機関向けの動画ですが、一般の人にも役立ちます。
▼インフルエンザ感染防止策〜一般診療の中でのインフルエンザ対策のポイント

潜伏期間は何日? 潜伏期間でも感染する?

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潜伏期間の定義を知ろう

インフルエンザ菌が体に入ってから初期症状があらわれるまでの期間を潜伏期間といいます。インフルエンザ菌は、気管や肺の中の気管支の細胞に入り込んで自分のコピーを作り出し始めます。

菌がまだ少ない時には自覚症状がなく、菌は人体細胞を使って自分のコピーを作り続けます。やがて細胞はボロボロになって死んでしまいますが、そこでやっと炎症が起こり、発熱や悪寒、関節痛などの色々な症状があらわれてくるのです。

この期間、つまり、インフルエンザ菌が人の体に潜伏して症状が出るまでが期間が潜伏期間です。

ズバリ! 潜伏期間はどれくらい?

インフルエンザ菌の潜伏期間は1〜4日くらいだと言われています。先に1〜2日とも書きましたが、これは人によってまちまちで、長い人だと5〜7日くらいの人もいます。

潜伏期間中でもインフルエンザ菌を持っている人から菌をもらう可能性は大いにあります。また逆に、知らないうちに周りの人に菌を広めてしまっている可能性も大いにあります。

潜伏期間中でも予防接種は受けておきましょう。効果があらわれるまでには2週間くらいかかるので、ワクチンの効果は間に合わないですが、重症化を防ぐことができます。
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家庭で気軽にできる予防法!

kansen3 インフルエンザは感染力の強い病気です。家族の誰か一人でも感染をしまうと、家庭内は密室状態ですから、バタバタと全員が感染してしまうことがあり得ます。

一番怖いのは、看病できる人が一人も残っていないという状態ですよね。また、子供がインフルエンザにかかっていて、お母さんもかかってしまうというパターンも大変です。そういう状態だけは避けたいものですね。

ですから、家庭内での予防対策は徹底してやっておくことが大事です。簡単にできると思われる代表的な対策法をまとめてみました。
1. マスクをする

2. しっかりと手洗いとうがいをする

3. セキ・くしゃみは家族には向けない

4. 使ったティッシュはすぐゴミ箱に捨てる

5. 換気をする

6. 加湿する

7. 水分をとる、飴をなめる

8. 部屋を暖める

9. 栄養と睡眠をしっかりとる

10. ドアノブなど、みんなが手を触れる箇所を定期的に拭き掃除する。
これら予防策は、何となくやっていることも多いでしょうが、インフルエンザ流行期には、特に意識してやるようにしましょう。

大切なことは、誰かがインフルエンザにかかってからやるのではなく、かかる前から心がけておくということです。

あと有効な手段の基本として予防接種がありますが、一体その効果はどのくらいから出てくるのでしょうか? こちらの記事で解説していますので、合わせて読んでみてください!


インフルエンザの感染力 まとめ

いかがでしたでしょうか? インフルエンザの感染日から数えて、10日から12日くらいが「菌の感染力継続期間」だと言えるのですが、治癒する時の目安である、発症日から1週間ほどの期間とは若干ズレがありますね。

これは、潜伏期間が人によって違うことと、解熱しても感染力のあるインフルエンザ菌が残っていることなどから生じる差異です。ともかく、治癒したと思っても、2,3日は人に感染させる可能性はあると考えておいた方が良いでしょう。

今回の記事で、「インフルエンザが治ったのか」「人に移す可能性はなくなったのか」といったことを知るためには、発症日から何日で解熱して治ったかを調べることが大切だと分かりますね。

あと下の「関連記事」にも、インフルエンザ対策に関するお役立ち情報を載せていますので、併せてご覧ください!

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