最初は普通の風邪だと思ってました……けれど、なかなか体調がよくならず、やっと重い腰をあげて病院に行ってみると、インフルエンザにかかっていた。
こんな経験ありませんか?
インフルエンザにはA型やB型など、巷でもいろんな単語を聞くと思います。けれど、ほとんどの場合、それらがいったいどういう風に違うのか、そもそも、具体的な症状というのも、よくわかりませんよね。
特に頻度が低いB型については、なおさらですよね。
新型インフルエンザなども「感染力が強くて怖い」くらいに感じていて、でも、それ以上の知識はなかなか得られないものです。私も、インフルエンザと言えば高熱でうなされてからだとばかり思っていました。
けれどそれ、実は違うんですよ。今日はそんなお話をしていきたいと思います。
インフルエンザB型の初期症状をおさらい!
「あなたはインフルエンザB型にかかっています。」医者から宣告されても、そもそもB型ってA型と何が違うの? そんな疑問を持ってる方も多いと思います。
そこでインフルエンザB型は、どんな症状になるのか? まずは代表的な症状から見ていきましょう
あげていくと、キリがないくらいたくさんあります。その他には、消化器に症状を伴いやすいので、注意が必要です。
ただ、これだけではA型との違いはわからないですよね。これに関しては後述で詳しく説明していきます。
その前に、こちらの動画でインフルエンザB型に関する症状がまとめられていますので、まずはチェックしてみましょう。
▼インフルエンザB型の症状
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インフルエンザB型の厄介なポイント
さて、こうしてインフルエンザB型の症状を見ていると、あるポイントに気付かないでしょうか? そう、主な症状がなんと、風邪とほとんど一緒なのです。
これがB型の一番厄介なポイントだと言えますよね。
一見すると普通の風邪です。38度の熱も、咳もくしゃみも倦怠感も、風邪をひいているのと変わりがないのです。でもこれ、インフルエンザなんですよね。つまり、風邪とは違い恐ろしく高い感染能力を持っています。
もし自分が風邪をひいているだけだと勘違いしてしまった場合、インフルエンザとは知らずにいろんなところへ出掛けてしまうのです。そのリスクは計り知れません。
また、最初の症状こそ風邪に似ていますが、ほったらかしにしておくと、上でも紹介した通り、消化器官に様々な症状を引き起こします。
腹痛はもちろん、嘔吐下痢などの症状が出たら、ただの風邪ではありません。お早めにお近くの病院で診て貰うようにしましょう。
A型、新型はB型とこう違う!
A型や新型との決定的な違いは、まさにそういった症状にあると言えるでしょう。高熱などのわかりやすい特徴があるA型とは違い、一時的な症状だけなら軽いのがB型です。
ある意味、特徴があまりないと言えなくないかも知れません。ですが、その為にA型以上に発見が遅れ、身体を蝕んでいることもしばしば。
調べている間に出てきた、B型経験のある人の言葉を見て行くと、やっぱり病院に行くまで単なる風邪だと思っていた方が多いようです。
また、怖いのは3歳〜5歳のちいさなお子さんが、B型に感染してしまった場合ですよね。普通の風邪だと思って居たらインフルエンザB型だった。
これは素人目にわかるモノではない為、仕方ありませんが、風邪だと思って自宅で治そうとしていると、ちいさなこども達にはそれだけで命の危険に繋がります。
パッと見ただけではインフルエンザか風邪なのか、わからないのが他のインフルエンザと大きく違うポイントです。普通の風邪だと思っても、特に冬場などは、やはり医師に診断してもらう事をおすすめします。
ところで、いざ病院で診てもらおうというとき、受診するところって内科か耳鼻科か悩みませんか? その答えをこちらの記事で解説してますので、合わせて読んでみてください!
インフルエンザB型の初期症状 まとめ
いかがでしたか? 実際、症状だけでインフルエンザB型なのかただの風邪なのか、診断できる人はいないと思います。
文中にも書きましたが、インフルエンザB型の怖いところはそこです。風邪だと思っていたら、インフルエンザだった。こどもにはもちろんですが、これ、社会人にとってもかなり致命的ですよね。
もし、ただの風邪だと思い込んだまま会社に行ったら……。阿鼻叫喚! 職場によってはあとでこってり怒られそうです。
そうならない為にも、熱が出て居なくても、普通の風邪っぽくても、少しでも「おかしいな」と思う症状があったら病院に相談してくださいね。
あと下の「関連記事」にも、インフルエンザ対策に関するお役立ち情報を載せていますので、併せてご覧ください!