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「ボルタレン」

知らない人に説明しますと、ボルタレンと言うのは「抗炎症薬」といって、痛みや炎症を抑えてくれるお薬です。

ただしこれ、実はものすっごい劇薬なんですよね。使用する場面が、抜歯であったり、生理痛、術後の痛み止めに使われると言えば、その強力な効能が想像できますよね。

ボルタレンには痛みだけでなく、抗炎症薬と呼ばれるだけあって、発熱を抑える解熱作用もあるんです。

それを聞くと……

「辛いインフルエンザには効果があるのでは?」
「病院で処方された薬だし、安全だろう」

と、考えてしまいませんか? でもそれって、本当に危ないことだったんです。その真相に迫ってみましょう!

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療養時にボルタレンを使用するのは危険性とは?

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実は禁止薬物だった

インフルエンザにかかっている場合、ボルタレンを服用することは、なんと2000年に厚生労働省により禁止するよう指示が出ています。

その年まで、症状の悪化が著しい患者には処方されていたそうなのですが、その危険性が、この年に明言化されたわけですね。

では、どんな危険があるのか。ボルタレンを使用した際の危険性として有名になったのが「インフルエンザ脳症」です。どんな症状なのか、見ていきましょう。

インフルエンザ脳症とは?

この症状は聞いた事はあってもどんなものか、知らない人も多いのではないでしょうか。まずはその症状について説明していきましょう。

インフルエンザ脳症とは……
  • けいれん、意識障害、異常行動など、急速に進行する神経症状が出る。
  • さらに血管が詰まったりして、多くの臓器の機能が低下し、最終的に命にかかわる。
  • このような恐ろしい症状を引き起こすのです。

    それでは、この「インフルエンザ脳症」は何故起こるのでしょうか。

    これは決して、インフルエンザウイルスによるものではなく、医師曰く「過剰な免疫反応が見られる場合に脳症が起きる」という事が解っています。

    身体が自分を守ろうとした結果、その反応が強くなり過ぎると、かえって毒になるのです。つまり、ボルタレンは効果が強い劇薬であり、この「過剰な免疫反応」を促す恐れがあるんですよね。

    インフルエンザ脳症の衝撃は強く、いろんな動画が挙がっています。もしもの為にしっかりチェックして、知識としてまずは知っていきましょう。

    ▼<インフルエンザ脳症>161人 過去5年間で最多

    子どもの使用は特に危険! 使用厳禁です

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    本当に怖い…事例を紹介

    大人でも禁止されているボルタレンの服用。しかし、もっとも怖いのが誤って子供に使用されてしまう場合です。

    というのも、先程紹介したインフルエンザ脳症。これの怖い所が、主に1〜5歳の幼児に見られやすいというものだからです。

    ネットで保護者様から寄せられた言葉の中に、このようなものがありました。

    「5歳の我が子が不自然なくらいに震え出して、薬を飲ませても効果がないし、どうしたらいいのか分からない」

    という深刻なもの。

    これは薬とは関係なく発症した例で、こちらの親子、どうやら病院に行くことで難を逃れられたようですが、自分の身に起きたと考えると怖いですよね。

    これがボルタレンを服用すると、もっと高い率、もしくは確実に起きてしまうのです。

    もし、お子様がインフルエンザにかかって…
  • 過剰な震えに見える痙攣
  • 意識が判然としていない
  • このような症状が出た場合、すぐに病院へ行き診断してもらってください。

    もっとも危険な期間とは?

    脳症の発生は突発的なものも多いらしく、特にインフルエンザにかかって1〜2日後が危険です。

    症状が出るとしたら……
  • 約80%の確率で発熱後数時間〜1日のうちに異常が発生
  • その後1日足らずで重症になる
  • ここまでいくと、取り返しのつかないケースになることが多いです。

    ちいさなお子さんの場合は、ボルタレンとは関係なく、この期間は注意が必要でしょう。

    この他にもボルタレンを使用すると、ライ症候群と言われる急性脳症、肝臓の脂肪浸潤に繋がり、やはり生命の危険に晒されます。こちらも主に幼児・小児に見られるモノですので、注意が必要です。
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    最悪の場合の正しい対処法とは?

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    おすすめの市販の医薬品はコレ!

    そうやって聞くと、やっぱり親御さんは恐ろしくなりますよね。自分の子供が同じ状況になった時、どうしたらいいのか……。そんな時の正しい対処法です。

    まず市販で買える薬を見ていきましょう!
  • 子供向けの「小児用バファリン」
  • こちらは危険な成分もなく、安心して使用ができます。

  • エスエス製薬の「イブ」シリーズ
  • イブプロフェン系と言われるこちらも、使用が可能だそうです。
    また病院でも処方される「カロナール」は、子供にも使用できる安全なお薬として広く認識されていますので、チェックしてみるといいですよ。

    自信のない方はもちろん、自分で探さず病院を頼りましょう。ボルタレンはもちろん、アスピリンが含まれているお薬は命に関わるので絶対に服用しない、そしてさせないでください。

    究極! 薬を買わない対処法

    そもそもなのですが、本来であればインフルエンザの時、解熱は行わない方が良いのです。熱はウイルスを退治してくれますので、自然治癒が望ましいとされます。

    それでも、熱が辛い時はありますよね。なので、薬を使うか使わないかの目安は、熱が39度を超えはじめたり、苦痛を我慢できず寝るのが困難になった時に使うようにしましょう。

    特に40度になると危険ラインなので、そこまで行くと解熱剤は必須になります。ただし、小児の場合、40度前後の熱というのは珍しいばかりではありません。経験がある方も居るかと思いますが、夏風邪でもみられますよね。

    意識がはっきりしているうちは心配ないので、むしろ水分が不足しないよう、水分補給をしっかりさせてあげましょう。

    また、ちいさなお子さんだと目を覚ました時に異常行動を起こす事があり、これが一見すると脳症にかかったようにも見えますが、10分程度で収まりますので、まずは様子見を。

    ただ、そのラインを超えても収まらない場合は危険ですので、病院に行ってくださいね。

    「熱さまシート」の真実

    最後に、熱が出ているからと冷却シートなど使う事について衝撃的な事実が……。こちら病院関係の方が言っていたことなのですが、

    「使ってもいいけど、使わない方がいい」

    らしいです。

    かなりぶっちゃけると……

    「企業が宣伝の為に“病院でやってる効果的な〜”とか“脇の下に〜”ってあるけど、あれ、やらないし、素人のタイミングでやると体温を奪うだけの拷問だよ」

    とまで。

    ちなみに私も入院経験がありますが、余程でない限り、氷嚢(ひょうのう)すら使われないことは身を持って体験しています。

    体温調整は非常に難しい判断ですので、基本的には温かく、そして汗を拭いてあげるくらいに留めるのがいいかと思います。

    ちなみに「薬なしで完治する」といった話は、こちらの記事でも詳しく解説してますので、興味のある方は合わせて読んでみてください!


    インフルエンザに「ボルタレン」の危険性 まとめ

    いかがでしたか? ちゃんと正しい使い方をすれば鎮痛剤として優秀なボルタレンも、優秀すぎるがために、インフルエンザには強すぎる毒となってしまいます。

    ただ、安心して欲しいのですが、ボルタレンは市販では売られていないようです。病院で処方される事しかなく、インフルエンザの薬として現在出てくることはまずありえません。

    「ごく稀に処方されるから気を付けて」というコメントもありましたが、いつのデータかは不明ですので、病院の処方を信じて貰えればいいのかな、と思います。

    ただ、病院から貰ったお薬なのにむしろ悪化してしまったという事は、決してゼロではないみたいなので、やっぱりちゃんとした知識を持っておかないと、そのうち痛い目を見そうで怖いですよね。

    痛い目を見たことがあるので、怖いですよ?

    あと下の「関連記事」にも、インフルエンザ対策に関するお役立ち情報を載せていますので、併せてご覧ください!

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