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「サンタクロースの英語のスペルを書いてみて?」と言われて、サラサラと書ける人が実際、どれ位いるのでしょうか? こちらの記事で子供がサンタクロースに手紙を送る大切さをお伝えしましたが、「サンタ」は書けるものの「クロース」がパッと出てこないんですね。

まぁ、翻訳サイトで検索するのもアリですが、やっぱりそれって、せっかく興味を持ったのに、その意味を理解して覚えないのってもったいないじゃないですか?

私(筆者)は刑事ドラマ『相棒』の杉下右京じゃないですが、少しでも気になったことは、とことん調べる性格なんです。そしてこのブログのように、自分なりに調べたことを発信するのも大好きなんですね。

そしてサンタクロースを英語にしたとき、そのスペルに由来のヒントが隠されています。今回は、そのサンタクロースの話題を取り上げますが、皆さんは、サンタクロース伝説の由来をご存知でしょうか? まずは、そのスペルの秘密から見ていくことにしましょう!

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サンタクロースの英語のスペルから雑学を学ぼう!

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いきなり結論ですが、サンタクロースのスペルはSanta Claus(Klaus)ですね。サンタクロースは、4世紀ごろに実在したキリスト教の司教であり聖人とされた聖ニコラウスの伝説が起源となっているようです。

彼は4世紀に小アジアのミュラ(現在のトルコ)の司教だったのですが、彼の伝説がオランダに渡り、聖ニコラウスのオランダ語名称がSinterklass (シンタークラス)となりました。そして、オランダ人の新教徒がアメリカ大陸に渡り、Sinterklass が英語でなまり、サンタクロースとなったと言われています。

Santa Claus の発音をよく聴いてみると、最後は「クロース」ではなくて「クローズ」になっています。Santa も t はほとんど発音されない音になりますので、「サナクローズ」と発音するのがネイティブに近い発音となります。

ちなみに、クリスマスは、ラテン語の「クリストゥス・ミサ(キリストの礼拝)」が語源です。Xmas と書かれることもありますが、X はギリシャ語の Xristos の頭文字とmas(礼拝)とが合成されたものです。X’mas と書くのは間違いですから注意しましょう。

ちなみにこちらがサンタクロースを祝う『聖ニコラウスの日』の模様を収めた動画です。

▼聖ニコラウスの日

で? その「聖ニコラウス」ってどんな人なの?

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聖ニクラウスには「子どもの守護の聖人」と言われる伝説が残っています。だから子供に夢をもたらすサンタクロース伝説に結びついたのですね。

聖ニコラウスはギリシア南部の港町パードレ(パトラス)の 裕福な家庭に生まれ育ちました。やがてトルコ南部のミュラで司教となった彼は、271(または280)年から、342(350年頃)年12月6日まで生きていたようです。なので12月6日が聖二クラウスの祭日、すなわちサンタクロースの日となりました。

聖ニクラウスの伝説とは

彼が司祭になる前、近所に3人娘がいる家族がいました。その家はたいへん貧しかったので、長女は娼婦にならざるを得ない運命でした。それを知ったニコラスが、その夜、家の煙突から金貨を投げ入れたところ、金貨は暖炉の側に干してあった靴下に入り、それで長女は救われました。

ニコラスは、下の2人の娘にも同じことを繰り返したのですが、 三女の時、両親が金貨を投げ入れたのが隣人の若者であったと知り、ニコラウスは感謝されました。しかし、ニコラウスは誰にもこのことは言わないよう両親を諭し、その場を立ち去ったと言います。
クリスマスに靴下を下げておくとか、サンタクロースが煙突から入るという話は、ここから来ているのですね。

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他にもあるぞ! 「聖ニコラウス」のエピソード

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聖ニコラウスには、こんな有名な伝説が残っています。

子どもの守護の聖人

飢饉が襲ったある年、落ち穂拾いをしていた3人の子供が迷子になり、肉屋に宿を借りました。ところが、肉屋の夫婦は子供達を殺して樽の中で塩漬けにしてしまいました。

7年後、肉屋の前を通りかかった聖ニクラウスが、肉屋に入って食べ物を求め、「7年前のあの塩漬け肉が欲しい」と言ったのです。驚いた肉屋は、ついにその罪をニコラウスに詫び、神に許しを乞いました。そして、聖ニクラウスが塩漬けの樽に指を3本のせると、中から3人の子供が生き返って出て来たと言います。
聖ニコラウスが生きた時代は、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝が力を持った時期です。ニコラウスの人生の前半はキリスト教徒への迫害が激しく、彼は投獄をされたこともあります。

しかし、313年にコンスタンティヌス帝がキリスト教を公認して信者への迫害をやめたことから、ニコラウスに自由が訪れます。その後も彼は、多くの人々を助けるなどの功績が伝えられていて、生き方自体が信徒の模範とされるようになったようです。

サンタクロースの英語のスペルって? まとめ

いかがでしたでしょうか? 単に英語のスペルを知りたい!という疑問から、話がここまで膨れ上がってきてしまいました……。

ちなみに「サンタクロースって本当にいるの?」と訊く人は多いですが、自分がサンタクロースになると言う人はほとんどいないないですよね。普通の人は、使命感を持って「自分が人を助けるサンタクロースになる」などと考えはしません。

しかし、聖ニコラウスの伝説をよくよく考えてみれば、クリスマスくらいは、人助けに走り回るサンタが街のあちこちにいてもおかしくないですね。そうならないのは、子供達の父親がサンタになったからかも知れません。

知り合いの家族同士で、父親サンタが相手家族の子供達にプレゼントするというイベントがあると、サンタクロースに聖ニコラウスのような社会貢献性を持たせることができ、パーティとしても楽しいものになるのではないでしょうか?

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