さわやかな笑顔に白い歯。いつまでも健康な歯を保つために、虫歯をしっかり予防しよう! そんな日が虫歯予防デーです。やっぱり、歯って大切ですよね。この日は色んな取り組みをしていますよ。
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虫歯予防デーってなぜできたの? その由来と意味って?
6月4日は虫歯予防デーです。6(む)4(し)の語呂合わせ、覚えやすいですよね。元々の由来は、日本歯科医師会が1938年まで行っていたものなんですが、その後、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会によって1958年(昭和33年)から虫歯予防週間が実施されています。
国を挙げて歯の衛生に関する知識の啓発を行っているということなんです。なぜ、こんなに歯の衛生が訴えられているかというと、口の中の環境整備は、健康保持に大変重要であるからなんです。どういうことか具体的に2つ挙げてみますね。
まず、太りたくない人は注目すべき! 歯を大切にすることは、肥満防止につながります。実は歯周病が肥満を引き起こす原因の一つとして考えられているんです。長生きしたいというのも人類共通の願いですが、長寿にも歯が関係しています。長生きしている高齢者は歯が多く残っている場合が多いんです。歯が多く残っているということは、自分の歯で食べる楽しみにもつながりますので、生活の質も向上します。
虫歯予防デーに保育園はこんな取り組みをしているぞ!
歯磨きの習慣は、幼いころから! でも、家ではなかなかしてくれなくてうんざり。そういう子に限って、保育園ではみんなとしっかり歯磨きをしていたりします。保育園によってはかなり力を入れてくれているところもあるので、ありがたいですよね。特に虫歯予防デーには、様々な工夫をしてくれています。どんな内容かちょっと紹介しますね。
- 「歯みがき歌」を歌う。
音楽と共に歯はみがきをすると、楽しい気分に。子供たちものりのりで歯みがきをします。 - 壁紙作成
専用の型があるとはいっても、保育園の壁紙のクオリティってすごいですよね。動物のキャラクターが歯みがきをしていると、歯みがきが好きになりそう。 - 歯みがきクイズ
友達と一緒に、クイズに答えるだけで、楽しい気持ちに。上手に歯みがきに誘導してくれます。 - 歯医者さんからの指導
年に一回の歯科検診をこの「虫歯予防デー」の前後に持ってきている保育園も多くあります。やっぱり専門家に指導してもらうと安心ですよね。
かなり手の込んだ先生方による「虫歯予防デー」のお芝居です。
▼虫歯予防デー
虫歯予防デーだからこそ子供に読ませたい絵本とは?
子供は、絵本が大好き! 歯みがきがきらいで泣きわめく子にも、歯医者さんでの虫歯の治療が嫌で逃げ回っている子にも、有効。絵本の力に頼ってその気になってもらいましょう! 虫歯予防デーに読みたいとっておきの絵本を紹介します。
がんばれはぶらしハーマン(木村裕一)
戦隊ヒーロー好きな男の子にオススメ。しかけもついているし、やんちゃな子も喜んでくれること間違いなしです。
がんばれはぶらしハーマン [ 木村裕一 ] |
おかしだいすき(いもとようこ)
優しいタッチで描かれた絵本で小さい子も大好きな絵本です。歯磨きの習慣づけに。
おかしだいすき [ いもとようこ ] |
むしばいっかのおひっこし(にしもとやすこ)
ちょっと他の絵本とは違う!?虫歯の視点から見てみましょう。虫歯について知ることができます。
むしばいっかのおひっこし [ にしもとやすこ ] |
虫歯予防デー まとめ
虫歯予防デーの頃は、新学期がスタートしてちょっと落ち着いた時期です。気になることがあれば、この時期に子供をつれて歯医者に行ってもいいですね。普段はいやだ! と泣く子も、絵本や取り組みのおかげですんなりと行ってくれるかも!?