世界環境デーって知っていますか? 環境問題を世界全体で考える日。地球に生きる1人として、日本人として、この日は環境について考えましょう。

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世界環境デーとは…提案したのは日本だった!

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世界環境デーとは、国連環境計画(UNEP)が世界の人々に対して、祝うように促しているものです。1972年に国連総会が制定したんですね。ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められています。

かなり世界に影響のある日で、国によっては、この行事を政治的関心と強化のために活用することもありますし、報道へ訴え、セミナー・シンポジウムの開催など知的な行事も多く行われます。さて、この「世界環境デー」は、日本発だってことは知っていましたか? 国連が日本の提案を受けて定めたんですよ。すごいですね! 日本! さすがです!

ちなみに、日本では「環境基本法」なんていうものがあり、その法律で「環境の日」を定めています。「環境基本法」の中に、国・地方公共団体が、行事を行いなさい、と明示されているんです。法律でイベントを行うことが定められてるなんて面白いなーと思います。

世界環境デー記念式典で発表されるテーマは何で決まる?

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世界環境デーには毎年テーマがあるんです。国連環境計画(UNEP)が記念式典を開いて、テーマを発表しているんですが、このスローガンは毎年投票で決まっています。国連環境計画(UNEP)が、スローガンを決める投票に参加するよう広く呼びかけるんです。

どこで投票できるかというと…世界環境デーのウェブサイトでですよ。3月の初め位まで受け付けていますので、是非参加してください。過去のスローガンはこんな感じです。

2013年 スローガン
「Think, Eat, Save -Reduce Your Footprint」
(考えて食べ節約し、食料廃棄を減らそう)

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2014年 のスローガン
「Raise Your Voice, Not the Sea Level」
(海面を上げずに、声を上げよう!)

2015年のスローガン
「Seven Billion Dreams. One Planet. Consume with Care.」
(70億の夢。一つの地球。注意して消費を)

今年はどんなスローガンでしょうか?今からキーワードを自分で予測してみても楽しいですね!

世界環境デーに開催される世界のイベントあれこれ

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世界環境デーに合わせて、世界では様々なイベントが行われています。「環境」をテーマにそれぞれが考えたものですので、面白い発想のものも多数です。いくつか調べてみましたので、動画でご紹介しますね!

環境破壊で一番影響を受けるのは、野生動物。人間も野生に帰ろう! そういうメッセージでしょうか? みんなで野生動物になっちゃうプログラムです。音楽に合わせて様々な動物たちが登場しますよ。あなたなら何の動物になりたいですか?

▼野生生物になりきろう!〜世界環境デーPV〜

ネパールの首都カトマンズ郊外の公園で、議員や学生を含む2000人あまりの人々が「ツリーハグ(木を抱擁)」をしたんです。木をぎゅっと抱きしめると、人間も環境の一部だと心から理解できそうです。色々なギネス挑戦がありますが、こういうのもあるんですね!

▼2000人以上で「ツリーハグ」、ネパールでギネス記録更新へ

インドの首都ニューデリーで、大気汚染への関心を高めるために、学生たちが酸素マスクをつけてデモを行っています。こちらはドキッとさせられますよね。

▼酸素マスク姿で啓発、インド首都の大気汚染 Children wear oxygen masks to highlight air pollution in Delhi

世界環境デー まとめ

環境を考えるというと、環境という言葉が広すぎると思うかもしれません。それほど、環境という言葉が指すものは幅広く、身近なものにも影響しているということですよね。普段はあまり気にしていないものにも目を留める絶好のチャンスです。「世界環境デー」には、身近なところから世界全体の環境まで、世界のみんなと同時に環境について考えちゃいましょう!

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