たけのこの旬と言えば春。普通はそう思いますよね。
私(筆者)も、たけのこと言えば春の食べ物だと思っていますし、料理を作る時もそうでした。だいたい4月頃ですよね。
ただ、本当に春だけが旬なのかと言えば、ちょっと違うみたいなんです。
言われてみれば冬には温かい煮物を、食べたりしますよね。たけのこは長持ちする食べ物ではないので、年間通して食べられるのは確かに疑問でした。
そこで、たけのこの本当の旬。美味しく食べられる時期というのを、調べてみました! 今回はその結果をご報告していきたいと思います!
目次
たけのこは春の味覚じゃない? その理由を徹底解説
いつも食べているのはこのたけのこ
春が旬の味覚と言われるたけのこ。では、春だけが旬なのかと言われると、実は違うみたいなんですよね。
というのも、実はたけのこは一年間を通して、春でも夏でも秋でも冬でも、いろんな時期に栽培収穫されているみたいなんです。
その中で、3月~5月に掛けてが旬のたけのこがあります。一般的に春の味覚として食べられているのが、このたけのこなのです。
そのたけのこの名前は…
といいます。
この他にもたけのこにはいろんな種類があって、
といって、これらは春から夏中旬まで食べる事ができるのです。
冬にもいろんなたけのこがある
冬に食べられるたけのこ。その名前は
といって、10月が旬になるのです。
他にも九州や四国には「早掘たけのこ」と呼ばれる、冬に収穫されるたけのこがあるのです。旬の時期は11月~12月頃。寒い時期にも煮物として出てくるのは、このたけのこになりますね。
それから京都でも、2月頃からたけのこの収獲がはじまるそうです。
つまり、たけのこは春だけでなく、一年中通して日本各地のいろんな種類の物が収穫されていたんですね。
その「早掘たけのこ」を紹介してるのが、この動画。新鮮で美味しそうですね!
▼鹿児島県産「早堀たけのこ」
覚えて納得!たけのこの種類一覧を公開!!
孟宗竹(もうそうちく)
では、さらにもっと深く、たけのこの種類について見てみましょう。
まずは春の味覚として御馴染みの「孟宗竹」。こちらは中国原産のたけのこで、もっとも代表的な物になります。
大型で厚みがあるのと、実も白く柔らかく、えぐみも少ないため多くの方に人気の種類ですね。
淡竹(はちく)
「淡竹」は孟宗竹よりも細長いものです。このように「ざる」の素材として使われることが多いようです。
一般的な市場にはあまり出回っていませんが、たまに成長しすぎているのかな? と思わせるたけのこを見た事はないでしょうか?
淡竹の大きな特徴は、孟宗竹と違い産毛がほとんどないことです。つるつるとした皮をしているのと、太さによって味も違います。
機会があればぜひ食べてみてください。
根曲がり竹
「根曲がり竹」は北日本が主な産地になっています。
とても小さく細い竹で、太さも1~2cm程度です。山菜に近いものですね。
こちらも実の部分は白く、アクも少ないので生で食べることもできるんですよ。
「四方竹(しほうちく)」も同様で、どちらもその独特の風味と歯触りが人気のたけのこなんです。
日本最高級と呼ばれるたけのこの真実とは?
京都が贈る極上筍「塚原たけのこ」
さて、日本でもっとも高級であり上品であると言われるのが、こちらの「塚原たけのこ」です。
このたけのこは柔らかくてアクも少ない、幻のたけのこと呼ばれるほどで、茹でるだけでも柔らかく美味しいたけのこになるのだとか。
その秘密はよく締まった粘土質の土。伸びすぎず、ほどよい水分を保ったまま育つので、他のたけのことは一味も二味も違うデキになるのです。
また、機械などを一切使わない人の手による栽培が行われていますので、もし興味がありましたらぜひ、こちらのたけのこを御賞味くださいませ。
最高級のたけのこが欲しいなら
では最後に、日本一と言われる京都の味覚がどこで手に入るのか? そちらをご紹介しておきますね。チェックして頂きたいのはこちら。
京都の料亭でも使われる最高級品が手に入ります。
「早く食べないと、どんどん味が落ちてしまう。」
鮮度が命であることで有名なたけのこですが、こちらは日本一の朝掘りたけのこを翌午前中までには届けてくれますので、早ければその日の晩にも頂く事ができるんですよ。
日本一美味しいたけのこ。最高の春の味覚をぜひお楽しみください。
ちなみにたけのこが体にいいのはご存知だと思いますが、一体どれの程度良いのでしょうか? こちらの記事にまとめましたので、併せてご覧ください。
たけのこの旬な季節はいつなのか? まとめ
いかがでしたか? 美味しいたけのこといえば春というイメージがありましたが、実は一年中、日本各地でいろんなたけのこが栽培されていたんですね。
事実、私(筆者)も、つい最近たけのこを食べたばかりです。冬は煮物が恋しくなりますものね。
いろんなたけのこがありますが、中には日本一、いや、世界一とも言える美味しい高級たけのこもあります。もし機会がありましたら、ぜひ、こちらも御賞味くださいね。
あと下の「関連記事」にも、色々なたけのこに関する豆知識を載せていますので、併せてご覧ください!