私(筆者)は大のお粥好きです。

食べやすいし、温まるし、秋になると芋粥が美味しいので普通に作って食べたりします。甘酒とかもつけて、個人的な『美味しい物 欲張りセット』を楽しみます。

そんなお粥仲間で有名なのが七草粥。

と言っても、お粥の仲間というより、七草粥はおせちなどのお正月料理の仲間になるのですが、些細な事ですよね。

とにかく、今回はそんな七草粥を食べる日にち、そして由来などをご紹介すると共に、七草粥をより美味しく食べる為の方法なんかを紹介していきたいと思います!

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この日が七草粥を食べるベストなタイミングだ!

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ズバリ! この日にちで食せ!

七草粥とは、お正月明けに食べるものとして一般家庭の間でも知られていると思います。でも、七草粥を食べる日と言うのは実は決まっているんですよね。

それが……

1月7日

この日は「人日の節句」と言って、桃の節句や端午の節句に並ぶ「五節句」のひとつになるのです。

朝昼晩のどこで食べる?

また、七草粥は朝食で食べるのがベスト。

その理由は下で詳しく説明したいのですが、1月7日に七草粥を食べると言うのが、一年間の無病息災を願っての事になるんですよね。

なので、神様に感謝をすると同時に、新年を無事に迎えられた事へ慶びを込めて、朝に食べるのが一般的になっているのです。

美味しい七草粥の作り方などは、動画にも紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

▼【1月7日】シンプルな七草粥の作り方

そもそも七草粥の由来って?

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ここさえ押さえれば大丈夫!

では、七草粥をどうして「1月7日」に食べるのか、であったり、そもそも「五節句」とかって何なのか。その由来について簡単にお話ししたいと思います。

五節句というのは、七草粥を食べる1月7日「人日」をはじめとし……

  • 上巳(3月3日)
  • 端午(5月5日)
  • 七夕(7月7日)
  • 重陽(9月9日)
  • の5つの日にちの事を指します。幾つかは馴染みが深い日になっていますよね。

    江戸時代、日本にはいろんな節句があったのですが、これを幕府が公的なものとしてまとめようとして作ったのが、この五節句。

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    そのうち1月7日というのは、お正月の行事であるためすっごく大切にされていたそうです。

    では、なぜ七草粥なのか?

    これの由来はさまざまな説があります。というのも、出典が全部古いので、なかなかはっきりしてこないんですよね。

    ただ、恐らくもっとも古い歴史として紐解かれるのが、平安時代。御伽草子の七草草子という説話に、この七草粥が出てくるそうです。

    このころから春の七草やお餅などを具材としたお粥で、その一年の無病息災を願い食べられていたらしいのです。すっごく由緒正しい食べ物なんですよね。

    当然、昔のお正月料理といえばこの七草粥だったのですが、いまでは「おせち」の方が有名ですね。それでも、七草粥を食べる風習は、ちゃんと今に受け継がれているのです。

    3倍美味しくなる! 七草粥に合うおかずとは?

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    では、七草粥をもっと美味しく食べる為に。

    せっかく食べるのですから、もちろん美味しく食べたいですもんね。そこで、みんなが食べている七草粥に合うおかずをご紹介していきたいと思います!

    あっさりお粥に濃い目のおかず

    副菜に佃煮やきゅうりの梅肉あえをチョイスしている物がありました。

    七草粥があっさり気味なので、そこに味の強い物を、という事ですね。特にきゅうりの梅肉あえなんか、梅の酸味が強いので美味しくお粥を食べられますよ!

    朝のお共に豆乳リンゴジュース

    朝食なのであまり多くは食べられませんよね。そんな時は飲み物に工夫を。豆乳とリンゴジュースを混ぜるだけの簡単レシピで出来る為、朝食にも楽々用意ができます。

    他の献立でもリンゴを用意しているご家庭がチラホラ見えましたので、やっぱり七草粥にリンゴは相性抜群みたいですね。

    茶わん蒸しと小松菜の炒め煮

    やはりこちらも、ちょっと味が濃いオカズをチョイスした感じ。

    また、残ったお粥を晩に食べる時は、晩酌のおつまみに「もってこい」な銀杏の塩炒りもあって、非常に美味しそうな献立に。

    全体的にやはりおかずは濃い味付けの物が好まれるみたいです。

    また、身体の調子を整える為の食べ物なので、リンゴジュースみたいに胃に優しい飲み物も、朝食として揃えるといいみたいですね。

    朝の食べ物なのでさっと用意できるものを、いろいろ試してみてくださいね。

    七草粥をいつ食べるかで迷ったら? まとめ

    いかがでしたか? 1月7日を人日なんて呼ぶことを、実は全く知りませんでした。それに、七草粥自体は中国由来のなにかだと思っていたので、まさか平安時代の頃から食べられているなんてびっくりですよね。

    正しい由来は、やっぱり昔の事なのではっきりとは言えませんが、いろんなルーツを調べてみるのも面白いかもしれませんね。

    また、七草粥の味がちょっとあっさり系なので、おかずには味の濃い物がベストです。と言っても、朝食なので、漬物とか、ちょっとつまんで食べられる物がいいですよね。

    皆さんも自分にとってベストな組み合わせを試してみてください。

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