12月になるとなんとなく冬。

そして、クリスマスの時期がやって来た!っていう感じがしますよね。

例えば、私の身の周りでも、近くのスーパーが12月からサンタ帽を被って営業を始めます。

また、山の上に地元では有名な大きなお屋敷があるのですが、こちらがイルミネーションで綺麗に彩られ、ちょっとした名物になっています。

このように、12月になるだけで世間はガラりとクリスマスムード一色になってきますよね。

でも、クリスマスの本当の時期って、どのくらいなのでしょう? また海外ではどんなタイミングでクリスマスになるのか。

気になるその情報を、今回はお届けしていきたいと思います。

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本来のクリスマスはちゃんと時期があるんです

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歴史から時期を紐解く

意外と知られていないクリスマスの本当の意味のように、やっぱり、キリスト教が関係する元祖とも言えるクリスマスのお祝いの時期は、ちゃんとあるようです。

現在で知られる通り、クリスマスというのはキリスト教のお祭りで、イエス・キリストの誕生を祝う日となっています。この12月25日を『降誕祭』と言います。

これは教会によっても違うみたいなのですが、1月6日もイエス・キリストの誕生記念であり『公現祭』と呼ばれるのですが、これではどっちが本当の誕生日なのかという話にもなり(ちなみにイエス・キリストの誕生日は解っていません)、それではいけないと、この12月25日から1月6日を『降誕節』として、この期間の間をクリスマスのように祝うそうです。

海外のクリスマス期間はこんなに長い!

さらに、ラテン・アメリカなどでは2月2日の『聖燭祭』までの40日間がクリスマスムードだというのだから、驚きですよね。

25日以前の状態となりますと、カトリックではクリスマスを準備する為の『待降節』というのがあります。これが、クリスマスになる4つ前の日曜日から。

ですから、2016年現在だと、11月27日からが、クリスマス期間になるみたいですね。

こうした期間は『小組曲「降誕祭の夜」』として音楽にもされています。BGMにしていると、海外のクリスマスに於けるムードを、いっしょに味わう事が出来るかもしれません。

▼小組曲「降誕祭の夜」  Notte di Natale

アメリカではこんなタイミングでクリスマスムードになります

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Thanksgiving Day

アメリカにはクリスマスムードの節目のひとつに「サンクスビギングデー」というものがあります。

その時期ですが…

11月の第4木曜日

です。

これは、その昔はじめてアメリカに渡った人々が、新天地で迎えた冬。その厳しさに仲間を失いながらも、先住民であるネイティブ。

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アメリカンらに大自然の中で暮らす為のノウハウを教えて貰い、その翌年、これまでの出会いと今日という一日に感謝し、収獲したばかりの七面鳥や木の実を並べてパーティーを開いたのが始まりだそうです。

なぜこの日が節目なのか?

文字通り『感謝の日(サンクスビギングデー)』なのですが、この風習を過ぎれば、ちょうど世間は冬になりはじめます。

はじめてのサンクスビギンズデーも、新しい冬を迎える瞬間に行われたわけなので、やはり、アメリカの人達にとってこの1日は重要な節目となっているのでしょう。

また、キリスト教でも4つ前の日曜日からクリスマスムードになるので、時期的にもやはり、ピッタリですよね。この第4木曜日を過ぎたくらいからが、アメリカでのクリスマス期間になっているようです。

他にもこんなタイミングで切り替えるのはどうでしょう

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結局日本はどのタイミング?

このように、世界を見てもいろんな切り替えタイミングがあるのが解ります。

冒頭でも説明したのですが、私の地元だと、山の上の屋敷にイルミネーションが飾られたら「ああ、今年もクリスマスの時期がやってきたなぁ」と、感じてしまいますね。

海外にはこのように節目となる行事があるのですが、日本だと、ちょっと少ないですよね。

感じ方は人それぞれ

ぶっちゃけて言えば、クリスマスまでの間に行事が挟まれなくなったら、もう次のクリスマスに向けて準備がはじまってもいいということでもあります。

  • ハロウィンが終わったあと
  • 11月3日の地方のお祭りが済んでから
  • 単に12月になったら

いろいろありますよね。

地域によっては、東北や日本海側の地域だと、雪が降ったらという場所もあるかも知れません。11月も終わるようになればそれは、クリスマスシーズンと呼べるのかもしれませんね。

クリスマスムードはいつから? まとめ

いかがでしたか? 『待降節』や『サンクスビギングデー』などいろいろご紹介しましたが、やっぱり12月に入ってからが、クリスマスシーズンというのが、一般的なのかなと思います。

もう一回繰り返しになるのですが、結局私のところも、12月になってイルミネーションを見かけるようになってからこそ「ああ、クリスマスだなぁ」となるわけなので、この感覚は覆りそうにありません。

この時期になると、小さな子供からも「もうすぐクリスマスだよね?」と声が聞こえてきそうです。そんな子供たちにクリスマスをわかりやすく教える鉄板ネタを記事にしましたので、興味がありましたら是非読んでみてください!


気が早ければ、やはり11月上旬からでも準備はあるみたいですし、大切なのはクリスマスを楽しむ雰囲気。

人によってはちゃんとお祝いをするのかもしれませんが、いろんなイベントが目白押しになるこの期間を、楽しみたいですよね。

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