新歓合宿の幹事にとって気になるのは、新入生を何人集めることができるかだと思います。全体的に行かない雰囲気になってしまえば、新入生参加人数ゼロなんて悲惨なことにもつながりかねません。新歓合宿のビラなどの工夫をおろそかにしていませんか。ここでは、新歓合宿を成功させるにはどうすればいいかをテーマにしています。
新歓合宿の集客はビラのデザインを極めよう!
新歓合宿の案内のビラは実は大切です。手元にも残りますので、どうしようか悩む場合の最終判断にも関わります。白黒で日時や場所が書いてあるだけのビラでは、参加人数の増加は見込めません。ビラのデザインで大切なことは、一目で見た時のインパクトです。そのポイントは、
1 文字に工夫を施す。
2 写真を入れる。
3 色彩に気を付ける。
です。文字は、伝えたい内容を大きくし、強調します。また、フォントによっても印象が変わります。サークルの元々のイメージ、「硬派」「面白い」「上品」……等が出せるようにしたいですね。
写真は、できれば去年の新歓合宿のものでメンバーが楽しそうにはしゃいでいる様子が入るといいでしょう。なければ、写真写りの良いサークルメンバーを一面に出す…というのも手ではないかと思います。
色彩については、背景の色と文字の色が似通っている場合に目立たなくなるということも考えられますので、大量に印刷する前に、テストプリントをして確認をしっかりとしてください。
新歓の様子を動画で収録してプロモーションするのも効果あり!
ビラを視覚的に工夫するだけではもの足りない!と感じる人は、動画で新歓の様子をプロモーションすることをおすすめします。紙媒体で説明することは限界があります。
人の目に直接訴えかけるなら、やはり動画です。流される楽しそうな様子を見て、新歓合宿に参加したくなる人が続出すること間違いなしです。
「ESPOIR 新歓合宿2014」
もし、動画を去年取っていなかったという人でも対応策はあります。写真をスライドとして流すだけでも様子は伝わりますので、チャレンジしてみてください。
新歓合宿を成功させている大学、サークルは?
新歓合宿を成功させている大学、サークルは、新歓合宿の内容を細目に記録し、それを動画やSNSにアップして共有しています。1年スパンでとらえるのではなく、次につながるようにしているわけです。
その流れを一度作ってしまえば、それが伝統になり、後輩たちにも受け継がれ、自然と役割分担も決まっていきます。もし、自分の所属するサークルに発信するツールが無ければ、是非作ってみてはいかがでしょうか。そのことが、1年後の新入生勧誘にもつながるかもしれません。
楽しそうなサークルの新歓合宿の様子を載せています。
同志社大学スノボサークルSnowwayS
新歓合宿の成功のまとめ
新歓合宿の成功の秘訣は、宣伝にあります。「行きたい!」と思ってもらうために、視覚的に訴えるビラの作成に加えて、楽しさを具体的に伝える動画やSNSの作成にも取り組んでみてはいかがでしょうか。ただし、目に触れなくてはどちらも効果が薄れますので、ビラなら配布するタイミング、動画なら目にしやすい工夫を考えましょう