麻の種類は結構あるのですが、その中の1つが「リネン」です。実用性が高く肌になじみやすいので、古くから愛され続けている素材で、インテリアはもちろん、ファッションにも多く取り入れられています。とにかく着やすいので、是非ワードローブの中に取り入れてください。
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麻やリネンの生地はゴワゴワ? いいえ! とてもしなやかな肌触り
リネンの原料になっている「亜麻(フラックス)」は主にヨーロッパで栽培されている植物です。少しの水でどんどん成長する植物で、あまり農薬などを必要としません。
そんなナチュラルなリネンの生地のことをあまり知らない人は、「麻だから肌ざわりが固いんじゃない?」と勘違いしているかもしれません。
リネンはしなやかさはあっても肌にチクチクする不快感などはありません。しかも、良い特徴がたくさんありますので、これを知ったら虜になってしまいますよ。
特徴1 吸水性が高い。
なんと、綿の4倍の吸水性!汗もさっと吸ってくれます。
特徴2 熱の発散性も高い。
内側に熱がこもらないので梅雨時期や夏に最適です。
特徴3 雑菌が繁殖しない。
リネンの繊維の構造によって、雑菌が奥まで入りにくくなっています。
特徴4 洗濯に強い。
リネンは高級感があるにも関わらず、水を含むと強くなるので、洗濯もじゃぶじゃぶっと出来てしまえます。
特徴5 長持ちする。
毛羽たちにくい上に、洗濯するたびに柔らかい感触が増してきます。まるで革の様に自分に馴染んだものができるということですね。
麻(リネン・ヘンプ)のパンツで、美しいしわの爽やかコーディネート
リゾート感たっぷりのおしゃれを楽しみたいけど、デニムだと暑苦しい…そんな人は、麻・リネンパンツで爽やかにコーディネートしましょう。汗ばむ季節に、見た目にも実感でも涼しい麻・リネンパンツを一度履いたら最後、手放せなくなってしまいます。
色は白やネイビーといった上品な色合いが人気となっていますが、リネンは意外にも発色がいい素材で、ストライプ柄やチェック柄などもありますので、コーデの主役に持ってくることだって可能です。リラックス感が出る素材なのに、足元をレザーで引き締めるとぐんと大人っぽくなります。
合わせるアイテムについては、シンプルなものとの相性がいいです。Tシャツやポロシャツだけでなく、ジャケットとも合わせることができますので、フォーマルな場面でも活躍しそうですね。頑張りすぎない大人おしゃれを演出してください。
リネン素材の着こなしの参考動画です。
▼Dチャンネル第12回 暑い夏・・・リネン素材が快適すぎる件
麻の一種「リネン」で作られたリネンシャツの着心地!
麻・リネンのシャツというと、どうしてもシワが特徴的なので、ルーズな雰囲気にならないかが心配になりますね。質のいい麻・リネンのシャツの場合、洗って干すだけである程度のシワは伸びますし、見苦しくもなりません。
美しいシワが魅力でもあるのですが、それでもカジュアルになりすぎると感じる場合は、アイロンをかけることも可能です。麻・リネンは非常に強い生地ですので躊躇する必要もありません。シワが無い状態であれば、夏のジャケットの下に着ても大丈夫ですよ。
また、麻・リネンのシャツを開けて着るか、閉めて着るかでコーディネートも全く変わってきます。一枚あれば様々な着こなしができるうれしいアイテムです。
麻 リネン まとめ
せっかくリネンの服を選ぶなら、なるべく上質な素材のものを選ぶようにしてください。質のいいものはより長持ちしますので、その際は飽きないデザインのものがオススメです。シーンを選ばないリネン素材の服で夏のおしゃれを思いっきり楽しんでくださいね。