引越し祝い。
新築祝いとは別で、実はあまりピンと来ない人もいるのではないかと思います。
かく言う私(筆者)も、つい最近新居へと引越しをしたわけですが、お祝いを貰った覚えもないし、あまりそういう習慣がないのです。
けれど、だからこそ引っ越し祝いの相場って気になりますよね。「引越し祝いって何をしたらいいの?」と。
今回は、そんな引っ越し祝いについて、世間で一般的な相場や、やってはいけないこと、今人気の引っ越し祝いなどの真相に迫ってみましたので、早速、見ていきましょう!
世間一般的な引越し祝いの相場を一覧で公開
引っ越し祝いの相場とは?
お引越し。
新しく家を建てたりマンションを買うのではなく、中古住宅の購入であったり、賃貸から賃貸へのお引っ越し。
ですが、新しい人生の門出として、それをお祝いするのが「引越し祝い」でもあります。
そんな引越し祝いとなれば、例えば「結婚」などでもそうであるように、お祝いを贈る事があるみたいなんですよね。
もちろん、親戚、友人、もしくは職場の同僚など、間柄によって相場が変わってきます。そこでまず、関係別の相場を見てみましょう。
友人・知人:5000円~1万円程度
職場の同僚:5000円~1万円程度
といった所でしょうか。
血縁関係にはやはり多くお祝いを渡し、それ以外の場合は気持ち程度という形になるのが解ります。
上司に現金や金券はタブー?
気になるのが会社や職場の上司、または目上の人に対して。
この場合、引越し祝いで……
らしいのです。
部下から上の物に対して、お金を贈るのは失礼に当たると言う見方があるみたいなんですよね。
確かに、稼ぎで言えば上司らの方が多いのですから、給料も少ない部下が現金を渡すというのは妙な印象があると言えばその通りです。
なので、あくまで対等な立場、もしくは部下へのお祝いが基本となり、そうでない場合はお祝いの品で留めるのがいいみたいですよ。
引越し祝いの相場について、音声動画などもありますのでこちらも参考にしてみてくださいね。
▼引越し祝いの金額の相場
知らないと恥!引越し祝いのマナーを伝授
えっ、「新築祝い」と「引越し祝い」は違うの?
「新築祝い」「引越し祝い」。
これらの他にも「移転祝い」などあり、引っ越しにはいろんなお祝が出てきます。
ただ、知っておかないといけないのが、これらはそれぞれ違うお祝いであると言う事ですね。
というわけで、それぞれの意味を見ていきましょう。
新築祝い
こちらはその通り、入居者の為に新しい住居を建てたことへのお祝いになります。
新築のマンションを購入したり、企業が自社のビルや店舗を新築した場合もこちらにあたります。
引っ越し祝い
新築ではないけれど、中古住宅の購入。また、賃貸から賃貸へ引越した場合のお祝いも今回の引っ越し祝いに当たります。
ちなみに、賃貸間で移動する場合は持ち家ではない為、「餞別」と言う風に呼び方が変わる場合があるので、注意が必要です。
移転祝い
企業などのオフィスが、別の場所へと移転するのがこちら。これはあまり経験する事がないかもしれません。
お祝いの熨斗(のし)はどうしたらいいの?
熨斗(のし)は、結婚式の時とはちょっと違うので注意が必要です。
結婚式や快気祝いでは「結び切り」が使われますが、引越し祝いでは「蝶結び」の熨斗を使います。
また、表書きには
とします。
もちろん、紅白の熨斗を選んでくださいね。
最新!大人気の引越し祝いとは?
お祝いのギフトは家庭的な物が好まれる!
引越し祝いの品として、どんなものがプレゼントされているのか。
調べてみると、やっぱり家庭用品の需要が高いですね。新生活には欠かせないタオルや洗剤、または食品が人気みたいです。
その幾つかをピックアップしてみますね。
キュキュット 本体 1本セット(ギフトボックス入り)
【引越し 挨拶 ギフト】新潟産コシヒカリ3合
オーガニックコットン フェイス・ウォッシュタオルセット
と、実用的ですぐに使えるモノが多いみたいです。
こんな品はダメ? 贈ってはいけない物
もちろん、引越し祝いには適していない物もあるので注意です。
とにかく火を連想させるアイテムは縁起が良くなく、赤いアイテムも避けた方がいいみたいです。紅白のおめでたい物を渡す時などには、赤一色になっていないか注意したいですね。
壁に穴を開けなければいけない物も、新築や引越し祝いには向かないようです。
また、上司や目上の人にお祝いする時に、マットやスリッパなどの“踏みつけて使う物”を渡すのは……
「アナタを踏み台にします!」
という意味になるらしく、これも避けた方がいいですね。
変わった贈り物をする際にはぜひ、気を付けてみてください。
引っ越し祝いの相場はいくら? まとめ
いかがでしたか? 簡単に相場をご覧頂きましたが、冒頭で語ったように、私(筆者)自身貰ったり送ったりした記憶が実はないんですよね。
最近ではあまり見ない風習なのか、それとも、地域性があるのかな? という感じもしました。
ただ基本的にお祝いを贈る際、特別気を付けることはなさそうですが、上司や目上の人に対しての贈り物はちょっと考えたいですね。なるべく無難な物を贈るのがよさそうです。
あと下の「関連記事」にも、色々な引っ越しに関する豆知識を載せていますので、併せてご覧ください!