冬の代表的なスポーツ『スキー』。
毎年各スキー場は多くのお客さんで賑わい、老若男女家族連れからカップルなどの客層を問わずに人気がありますよね。
そんな多くのスキーヤーの中でも、やっぱり綺麗に、そしてかっこよく滑って友達や彼女にいいトコを見せたい! そう思う人は少なくないですよね。
向上心は大切です。
そこで気になるのが、やっぱりどのくらいから初心者を脱却できるのか。そして、どの程度滑れたら、中級者や上級者と言ってもらえるようになるのか、ちょっと気になりますよね。
私はまだまだ初心者っぽさが抜けないのですが、綺麗に滑れる中級者となるため、もしくは、さらにステップアップして上級者の仲間入りをする為にはどんな滑りができるようにならないといけないのか。
今回は、そういう情報を見ていきたいと思います。
目次
これが出来れば『スキー中級者』と言える定義とは?
これができれば『中級者』と豪語していい
上手になるにはまず初心者脱却! 中級者と呼ばれるにはどのくらいの技術があればいいのでしょうか?
気になる一般的な意見ですが、中級者への道はそこまで長くないと言えます。
と言うのも、初心者を脱却できればみんな中級者なので、ある程度綺麗に滑る事が出来るようになれば中級者と呼んでもいいのでは? と言われるからです。
例えば……
といった、板をハの字にせず、揃えて一人で滑られるようなれれば中級者と言ってもいいだろうという意見が多くを占めているみたいですね。
パラレルターンの習得は必須
中級者コースを滑れれば中級者、というのは、ごもっともな解答です。
また、ニセコのスキー場にはアンケートがあり、そちらでの中級者の定義が2級相当である、ということです。
2級の腕前というのが……
「整地でまともなパラレルターンができる」
程度なので、パラレルターンの習得も中級者には必須と言えるでしょう。
ちなみに、こちらの動画を卒業できるくらいが中級者かなという意見も見られました。
▼カンタン!スキーレッスン
スキー場の「初級」「中級」「上級」の違いとは?
とあるスキー場を例に解説します
スキー場には、そもそもコースに「初級」「中級」「上級」という区別があります。
上記で紹介したように、この「中級コース」を滑る事ができれば中級者だろうという意見もあるのですが、では、具体的にこれらのコースの違いとはどんな風なのでしょうか?
スキー場によって定義は異なるのですが、例として小樽のスキー場を見てみましょう。
小樽天狗山のスキー場には6つのコースがありまして、ちょっとずつ傾斜が変わっているんですよね。初級コースの23度からはじまり、なんと上級コースでは40度の傾斜になるそうです。
40度にもなると転がれば、そのまま下までノンストップになるような急斜面。これを滑る腕前を持ってこそ、やはり上級という事なのでしょう。
超えられない上級の壁はたった●度
ちなみに気になる中級は38度。
「おや? 上級と2度ぽっちしか変わらない?」
と、思ってしまいがちですが、この2度が越えられない壁になるわけですよね。
この辺りは言葉で知るよりも、実際に滑って見るのが一番かもしれません。とにかくまずは中級者になる為に、この38度の世界へ軽く足を踏め込めるようになりたいですね。
「中級者」から「上級者」になるためステップ
上級者の条件とは?
最後に「中級者」から「上級者」になる為に。先程お伝えした通り、上級者になるにはコースにして2度、あと一歩の壁を超えなければなりません。
上級コースをスピードをコントロールし、難なく滑られるようになれば、立派な上級者と言えるでしょう。
ただ、上級の条件はこれだ!という意見も多くあり…
といったものが挙げられます。
大切だと言われるのは、やはりバランス感覚であり、重心移動の上手さ。これは口で言われてできるものでもなく、大人になっても上級者になれない人は珍しくない事です。
上級者へのステップ…一番の近道は?
コブや不整地を滑れるようにするには、やはりスクールでしっかりと教えて貰うのが一番だと思います。こればっかりは、本人次第ですよね。
目標としては
1級合格
を目指す事。
また、上級者の上にはさらに「エキスパート」と呼ばれる人たちがいます。もうここまで行けばプロの卵です。それぞれの指標を胸に、頑張ってみてください。
ちなみにこの記事を読んでる初級者の方は、前述にも触れたように、まずはパラレルターンから覚えましょう。
スキー中級者の定義ってどのレベル? まとめ
いかがでしたか? とりあえず、スキー場が設定した「中級者コース」を綺麗に滑れるようになるのが、まずは第一目標ですね。初心者脱却の指標とも言われるパラレルターンを習得するのもその一歩です。
また、もっと高いレベルと言われると、正直私では想像もつかない域にあるのは間違いないです。
鋭い傾斜を華麗に滑り降りるだけではなく、コブ、不整地、そういった雪の状態を物ともしないレベルが、まさに上級者と言えるのでしょう。
見ていて颯爽として、かっこいいですもんね。
とにかく、身体を動かさない事にははじまりません。まずはスキー場に行って、ぜひ滑り込んでみてくださいね。