クリスマス……それは子ども達にとっても楽しみな一日ですよね。
イルミネーションが綺麗で、テレビをつければ楽しい特番があって、なによりメインイベントはサンタさんからのプレゼント。
当然、我が家でもさり気なく普段から「何が欲しいのか」を探って、こっそりとプレゼント出来るように注意を払っています。
ちなみに私がサンタクロースの真実に気付いたのは高校時代なのですが、それだけに、子ども達には夢を壊さないまま成長して欲しい気持ちもあるのです。
いえ、ある程度大きくなったら、ちゃんとネタバレしてあげた方が子供の為の気もするのですが(実体験より)。
でも、小さな子供には、思い出に残るような素敵で、そして特別な日にしてあげたいですよね。
そこで、もし「クリスマスってなぁに?」と聞かれたら。子供達にどんな風に伝えてあげるといいのか……を記事にしましたので、ご覧ください!
目次
子どもにはこう伝えてあげよう!
なんだかんだで鉄板です!
クリスマスとは一般的には「キリストの誕生日」と言われますよね。でも、ちいさな子どもにそんな風に教えることはまずないと思います。
もちろん、我が家でもキリストよりも「サンタクロース」について伝えてあげるのです。
というのが……
なんて聞いた事がありませんか?
私も幼い時は、そうやって両親から言い聞かせられたものです。
とすると、毎年プレゼントが欲しくなって、それに、本当にプレゼントをくれるものだから、一生懸命良い子でいようとしちゃうんですよね。
悪い事をしたらもらえない
でも、家のお手伝いや、友達と仲良くしたり、毎日夜更かしせずに過ごしていると、クリスマスにはサンタさんが大好きなプレゼントを持ってきてくれる。
それを信じて、子どもなりにがんばってしまうのです。だって悪いことしたらプレゼントはもらえませんから……。
こういった教育の為にもなるので、ちいさな子ども達には、サンタクロースからプレゼントを貰えるという点をうまく教えてあげるのがいいですね。
ちなみに、中にはこんな面白動画もあって、子ども達がサンタさんに怒った! なんてことも。思わず笑っちゃうのですが、子どもに怒られないようきちんと、子ども達が喜ぶプレゼントを選んであげてくださいね、サンタクロースさん。
▼サンタさんのプレゼント クリスマスギフトが最低 子供達の怒り
そもそも本来のクリスマスの由来とは
意外に知らない本当のクリスマス
さて、子どもにとってはサンタクロース。大人にとっても単なるキリストの誕生日。
ただ、本来のクリスマスはどんなだったのでしょうか?
もともとクリスマスである12月25日と言うのは、ローマ皇帝が太陽神の誕生日としたお祭りの日だったんですよね。しかしこれを当時のキリスト教徒が、自分達の宗教を広める為に利用します。
と言って、なんと12月25日を自分達の信奉するイエス・キリストの誕生祭にしてしまったのです。
もちろん本当の誕生日ではなく、イエス・キリストの誕生日って、実は解っていないんです。
ただ、こうしてまんまと……
↓
「イエス様は太陽の子なので、この太陽神はイエス様の事」
↓
「12月25日はイエス様の誕生日」
という風に、クリスマスを作りあげました。
なんで同じ日なの?
ちなみに、なぜサンタクロースもこの日になったのかというと。そもそもサンタクロースの日は、昔は12月6日だったのです。
ただ、これに関してもはっきりとした起源は解っていないみたいなのですが、長い年月が過ぎるのと、いろんな国を巡っている間に伝言ゲームみたいな形で、どうやらサンタさんのイメージとクリスマスが重なってしまったというのが理由みたいです。
いまではもう当たり前なので、敢えて、元の日にちに戻して祝おうと言う流れは、どこにもないみたいですね。
クリスマスの由来をそのまま話すと子どもの夢が壊れてしまう?!
大事なのはやっぱり●●
さて、そんな話を子供に正直に聞かせるとどうなるか。もちろん、意外に小さな子どもにはショックな出来事でしょう。
クリスマスと言うのは、子ども達にとっては特別な日。
特にプレゼントを貰える重大なイベントなのに、元をただせばただのキリスト教の誕生日祝いどころか、よくよく調べるとキリスト教とも関係のない日。
要は、この日、冬至を境にこれから温かくなってくるので、祝いましょうという日なのですが、小さな子どもにはそんなの
すご〜くどうでもいいですよね。
それよりもプレゼントです。
夢は壊さないに越したことはない
子どもは純粋で素直なので、この辺りは欲望に忠実です。なので、キリストの話を聞いてもピンと来ないどころか、サンタさんのイメージが薄れてしまいます。
もちろん、サンタさんの正体を知ってしまうなんて子どもにとってはタブーの中のタブー。いい子にしていたご褒美を、親ではない第三者から貰えるという事は、これが結構子どもの成長にもいいのです。
成長の中で保護者以外の大人の目、つまりは社交性を自然と身に着けられますからね。
純真なこどもたちの夢を守るためにも。また、健やかな成長を促す為にも。彼らの綺麗な夢は、じっと見守ってあげてくださいね。
クリスマスの由来、子どもに聞かれたら まとめ
いかがでしたか? もちろん、ご家庭によってはさっさとサンタの正体も明かして、クリスマスは単なる休日くらいに思ってもらうようにしてしまおうという、教育方針もあると思います。
それでいいと思います。
ただ、子どもには夢を持ったまま、可能性を持ったまま育って欲しいと願うのであれば、現実的な宗教の話なんかよりは、素敵で夢のあるサンタクロースの日としてクリスマスを教えてあげるのが、いちばんかも知れませんね。
ただし……
サンタクロースを信じさせるのも、ある程度都合を見てあげないと、間違って中学を卒業してもサンタを信じていると、それはそれで夢見がちな子に育ってしまうので、気を付けた方がいいかもしれません。
私が言うのだから間違いないです(笑)