インフルエンザを早く治したい! インフルエンザに掛かった時、多分誰でもそう思うでしょう。
まあ例外として、私なんかも学生時代「インフルエンザに掛かったから学校を休めるやったぁ!」しかも出席日数に響かない休みとなれば、むしろ大歓迎くらいに考えて、しばらく長引かせたい! と考えることもありましたけど。
でも、社会人としては致命傷。なるべくなら早く治して、仕事に復帰しないとお給料が大変なことになります。そうでなくとも、病気のままでは身体が重たく辛いから嫌だって人の方が、多いですよね。
そこで今回は、とにかく1日でも早くインフルエンザを治すための方法をご紹介します。それでは行ってみましょう!
目次
即効で治す大原則はコレだ!
まずは敵を知る
インフルエンザを早く治すには、まずどうやったら治るのかを知らなければなりません。
インフルエンザというのは、風邪と同じくウイルスを倒す為の薬が存在しない病気です。では、どうやって治るのかと言うと、ウイルスは熱に弱く、発熱することで病原菌が死に、身体が健康になります。
インフルエンザや風邪になると熱が出るのは、身体が早くウイルスをやっつけてしまおうと働いている為なのです。
具体的に何をしたらいい?
つまり、インフルエンザを早く治したい場合、身体を温めるのが第一。布団にしっかりくるまり、できれば厚着もして、身体を冷やさないようにしましょう。
また、しっかり睡眠をとる事で、余分な体力を使ってしまわないようにするのが大切なのです。
そして、一番怖いのが汗です。汗もまた、上がり過ぎた体温を調節する為の身体の仕組みなのです。
が……これで身体が冷えてしまうとかえって治りが遅くなったり、悪化の原因になります。しっかりタオルで拭いたり着替えたりと、対策してくださいね。
それから食事。もちろん水分補給は欠かせません。発汗した分はしっかり水分を摂らないとダメですし、逆に汗をかくためにも、水は大切なのです。
それから栄養のある食べ物。病気をしている時は体力をものすごく使います。しっかり滋養のある、食べやすい物を食べて、力を付けるようにしましょう。卵粥なんておすすめですよ。
卵粥は簡単に作れて、美味しいですし身体にもいいので、風邪の定番ですよね。身体が悪い時にはぜひ作ってみてください。
▼美味しい卵粥の作り方
とはいえインフルエンザ、完治にはどのくらいかかる?
平均的な完治に要する期間
普通にインフルエンザを治す場合、どのくらいかかるでしょう?
子供の時に聞いた事があるでしょうか? 「インフルエンザに罹ったら、1週間は学校を休むように」と。これは、インフルエンザが完治するまでそれくらいかかる目安とも言えますね。
実際、インフルエンザは完治するのにおよそ5日間掛かると言われています。
だからと言ってウイルスをナメてると……
これは私も経験があるのですが、5日程とは言っても、早ければ2・3日で身体は元気になって、健康な時のように動く事ができます。けれど、だからといってウイルスが完全に退治されたかと言えば、そうではありません。
実は、体調は戻ってもウイルスが普通に体内で生きているのです。これらは放っておけば当然、再び身体に不調を来します。
なので、元気になった気がしても、発症してから5日間はしっかり家で身体を休めるようにしてください。病院でも薬を貰えると思いますが、それらは元気になった後でも、飲み切るようにしましょう。
薬は何も飲まない方が良い?
インフルエンザの薬を知る
こちらも聞いた事があるでしょうか? 「病院の薬は効かないから、飲まない方がいい。飲まない方が早く治る」と。これは一概に間違いとは言えないのです。
というのも、先程お伝えした通り、インフルエンザを治すための薬は存在しません。では、病院で貰える薬はどんなものかというと、解熱剤や、リレンザやタミフルなどの抗インンフルエンザ薬という物になります。
これは注意して欲しい部分でもあり、恐らく、現在病院で貰えるのは後者、抗インフルエンザ薬になるはずです。こちらはインフルエンザウイルスの増殖を防ぎ、回復を早めてくれるので服用する方がよいでしょう。
飲んじゃいけない薬とは?
ただし、熱の薬だからといって、誤って飲んでしまうのが、解熱剤。いわゆる「薬を飲むと効かないどころか治りが遅くなる」に繋がります。
解熱剤は読んで字の如く、「発熱を抑える、解消するための薬」です。
ですが、インフルエンザのウイルスは、熱でしかやっつけることが出来ません。これでは熱を抑えても、ウイルスは元気に増殖するだけですよね。なので、むやみやたらと薬を飲んでしまうのはやってはいけない事なのです。
薬を飲まなくても、インフルエンザや風邪は自然治癒が可能です。無理に飲まないようにして、辛い場合、もしくはちゃんとした抗インフルエンザ薬が欲しい場合は、病院に行って医師に相談すると良いでしょう。
ちなみにインフルエンザの完治には病院で「治癒証明書」が必要となりますが、これって本当に必要なの? と話題に上ることがあります。ということで、こちらの記事に私なりの見解をまとめましたので、合わせて読んでみてください!
インフルエンザの治し方 まとめ
いかがでしたか? やっぱりインフルエンザというのは厄介なもので、元気になった! と感じても、ちゃんと治るまではおよそ5日間。これを忘れないようにして、その間は外出などで菌をばら撒いたり貰ったりしないよう注意しましょう。
また、薬にもいろいろあるんですよね。どれが有効な薬か、素人目にわかるのであれば医者は要らないという物です。
良さそうに見えて、かえって悪化させる場合もあるので、インフルエンザを治す時くらいはちゃんと病院に行ってみることをおすすめします。
それにしても、当時私もインフルエンザの診断が欲しいという理由で病院に行っただけで、実際治療目的ではなかったような記憶があります。
自力で治せる、むしろ自力で治すしかない病気なのは間違いがないので、かかってしまった時はとにかく温かくして寝ておくのが、手っ取り早く一番かも知れませんね。
あと下の「関連記事」にも、インフルエンザ対策に関するお役立ち情報を載せていますので、併せてご覧ください!