皆さんも経験したことないでしょうか? インフルエンザの検査の時に、鼻に綿棒を突っ込まれて掻き混ぜられる……アイツ!
無い人はそのままの健康をぜひ保ってください。あれ、めちゃくちゃ痛いですよね。
そりゃあ世の中には「そこまで痛くないでしょ」という人も居ますが、医師の腕の違いもありますし、そもそも鼻の穴なんて本来何かを突っ込むようにできていないのですから、痛いのは当然です。
今回は、そんな苦しいくらいに痛いインフルエンザの検査。これにお悩みの皆さんの為、別の方法がないのか、もしくは痛みを感じないための奥の手がないか、調べてみました! それでは行ってみましょう!
目次
鼻から以外の検査方法ってあるの?
痛くない!夢のようなインフルエンザ検査法とは?
さて、多くの人が「痛い」と答えているインフルエンザの検査。でも、それじゃあこれ以外に方法がないのかと言えば、実はそうではないのです。
そもそも鼻で検査するのは、インフルエンザの菌が鼻や喉からしか採取が出来なくて、なおかつ唾液が含まれると検査が正しく行えないのが理由なのです。
でも、最近の医療科学は進歩しており、なんと……
唾液からでの診断も可能になってきている
のだとか。
そう言えば、以前テレビの特集でインフルエンザの新しい検査の研究が進んでいると言うような内容を見た覚えがあります。うろ覚えなのですが、痛くない新しい技術として今後の正式採用に期待ですよね。
また、伝統的な培養検査があるそうです。敢えてウイルスを増やす事で検査結果をあげるやり方だそうですが、文字通り、本来陰性だったのに陽性と判断される場合もあるので、古いだけあってちょっと確実性に欠けるのが難点だとか。
それでも現役で使われている検査であり、医師によっては今の注意文も「うちではそんなことはない、確実だ」と怒られるかもしれませんね。鼻での検査が嫌な場合、まず相談してみるとイイでしょう。
遺伝子学的検査って何?
遺伝子学的検査というのがあることをご存知でしょうか? これはウイルス遺伝子が体内に在るかどうかを視る検査らしく、感染経路を推定したり、感染症の対策にもなるそうです。
そしてもう一つ、抗体検査。これはウイルスが身体に入っているなら、抗体が出来るという人間の身体の仕組みを利用し、その抗体があるかないかで感染しているかを視るのだとか。
どの検査もやはり現代でも使われているらしく、鼻の粘液を採るのとは違うやり方だそうなので、痛いのが嫌な人は是非、医師に相談してみてくださいね。
ちなみに、インフルエンザにかかったことがないと検査の様子がわからないですよね。こちらに検査の動画があるので、参考までにチェックしてみてください。
▼鼻腔拭い液採取方法 (日本ベクトン・ディッキンソン株式会社提供)
そもそも何でこんなに痛いの?
今回調べている間に見つけた、中学三年生の方の言葉。
大丈夫です、安心してください。みんな痛いんですよ、あれ。大人だって泣く人は泣いてしまいます。
そう、インフルエンザの検査において、痛みを感じる人はたくさんいるのです。本来鼻孔というのは空気の通り道で、繊細な粘膜で覆われています。神経だってあります。それを刺激するのですから、痛くないはずありませんよね。
世の中には腕のいいお医者さんが、なるべく痛くないように注意してくれますが、稀です。基本的には多少の痛みは覚悟しなければならないでしょう。
それでも耐えられない人へ禁断の奥の手を公開!
身体を消耗する覚悟で…
また、どうしても痛みに耐えられない。耐える自信がないと言う場合。医療の現場によっては、麻酔を使ってくれる場所もあるそうです。
ただし、自慢はできませんが入院経験のある身として忠告しておきたいのは、麻酔は本当に奥の手です。本当はやらない方がいいですし、お金もかかります。
あと、身体にはものすごく悪いです。これは医師の言葉そのままなのですが「麻酔は使い方を間違ったら、人の命にかかわるから、なんでもかんでもには使えんのよ」という事を、別件で聞いた時に言われたのです。
絶対に使っちゃいけない?
といっても、歯医者で抜歯する時にも、麻酔って使いますよね。
若干脅されましたし、その通りな側面もあれど、じゃあ使えないのかと言えばそうではないみたいです。なにより鼻を刺激される痛みの辛さは、医師がいちばん理解してくれているのです。
なので、まず相談してください。どんな病院でも、患者の不安をそっちのけにされる事はないでしょう。些細なことでもまず医師に相談。
これを忘れないようにしましょう。
ちなみに検査で陽性と判断されてしまった……。そんな場合、まずは家族内感染を防ぎたいですよね。ということで、こちらの記事に予防法などをまとめましたので、合わせて読んでみてください!
インフルエンザの検査が痛い!? まとめ
いかがでしたか? 鼻の検査は実際痛いです。それは医者も解っていますし、患者にも覚悟が必要です。そして痛くない検査もありましたね。
麻酔だって、場合によってはしてもらえるそうです。黙って診断してもらうだけではなく、先ずは痛くない手段が取れないか、不安な時は何度も繰り返しますが、相談してみるのが一番ですね。
健康第一といっても、不幸は突然降りかかるものです。私も過去の入院経験からそれは痛いほど、文字通り痛みを伴いながら、理解しています。でも、その時、必ず医師は患者の言葉を聞いてくれるものです。
最後の最後にまた繰り返しにはなりますが、やっぱりなんでも恥ずかしがらず相談してみるのがいいですよ。
あと下の「関連記事」にも、インフルエンザ対策に関するお役立ち情報を載せていますので、併せてご覧ください!