真珠記念日とは、どんな日か調べてみたら、着実な努力が実を結んだという日本にとっても素敵な日でした。この記念すべき日には、真珠について詳しく知りましょう!
真珠記念日の由来を調べたら、日本人の努力と技術が凄かった!
真珠ってフォーマルなおしゃれには欠かせませんし、その上品な輝きは世界の女性にとっての憧れですよね。真珠記念日は、三重県鳥羽町の御木本幸吉(ミキモト創業者)夫妻が1893年(明治26年)7月11日に鳥羽の相島(おじま、現:ミキモト真珠島)で、世界で初めての半円真珠の養殖に成功したことが由来となっています。
当時、乱獲によって伊勢志摩の天然真珠は減少していました。そこで、養殖を始める決心をしたようですが、初めて3年目で、半円形ではありますが、5粒の養殖真珠が作られました。この5粒からのスタートだったんですね。円形の真珠はその後1906年に作られています。養殖は、失敗した場合相当な損失を出します。それを諦めずに繰り返すことでやっと養殖が可能になったんですね!
しかも、円形の真珠を養殖で成功させるのもとても大変だということが分かります。13年もかかってるんですもんね。もし、この養殖が成功していなければ、こんなに真珠が大衆に出回ることなんてなかったはずです。しかも、日本じゃなくて世界初! ってかなりすごいと思いませんか。これは記念日にしなきゃいけないわけです。
こんな丁寧な作業が繰り返されているんだと感動!天草の天然真珠についての動画です。
▼天然・天草真珠ができるまで!
真珠記念日に知りたい。 真珠にはどんな種類があるの?
装飾品の知識を持っていれば、女性との話もはずむかもしれません。そんなことを考えながら、真珠を調べたところ、結構種類がありました。真珠記念日ですから、代表的な真珠の種類について学びましょう。
- あこや本真珠(和殊)
今も日本各地で養殖されている代表的な真珠です。真珠記念日に関係ある日本初の真珠もこの種類でした。ホワイトピンク系、ホワイトグリーン系、クリーム系、ゴールド系などがあります。 - 花珠
花珠は一応種類に入ると思いますが、最高品質のものの呼び名なんです。「巻き・照り・キズ・形・色」全てにおいてすばらしいとされたものです。真珠鑑別書を付ける場合もあります。 - タヒチ黒蝶真珠・黒真珠
南洋の黒蝶貝から生まれる黒い真珠です。黒だけではなく、緑系、グレー系、赤系もあるんですよ。 - 南洋白蝶真珠・白蝶真珠
かなり大きく成長する真珠貝から生まれるので、真珠自体も大きいものが採れるのが特徴です。 - 淡水真珠
日本では琵琶湖などでも養殖されていますが、中国から輸入しているものも多いようです。あこや真珠などに比べて劣るような感じですが、色はオレンジやピンク、ローズもありますし、ものによっては形が整っていて粒が大きいものもあります。
真珠記念日には真珠の豆知識を増やしちゃおう!
冠婚葬祭に是非付けたい真珠。実際に選ぶ際にはどのようなものを選べばいいか分からないってことになりそうです。真珠のネックレスの種類には……
- チョーカー
- プリンセス
- マチネ
- オペラ
- ロープ
などがあります。これらは長さで分かれているんですが、初めてパールのネックレスを購入するなら、40㎝のものを基本として選ぶことをおすすめします。上から2番目のプリンセスあたりからですね。
真珠記念日 まとめ
真珠記念日って、日本人にとってかなり大切な日ですね。真珠のアクセサリーは冠婚葬祭にも外せないアイテムです。まだきちんとしたものをそろえていない人は、この真珠記念日に真珠を購入するというのはいかがですか。そうすることで、この日7月11日が自分にとっても大切な真珠を購入した日、個人の真珠記念日になりますね。