銀行の日ってあるんです! あんまり知られていないのにはわけがあります。何のための日なのか気になるこの日をチェックしていきましょう!

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銀行の日とはどんな日で、何によって制定されたの?

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銀行の日とは、1991年1月に日本金融通信社が制定したものです。この日本金融通信社って、そんなに身近なものじゃないので、知らない人も多いはず。金融総合専門紙「ニッキン」を発行しているところですよ。

この日は、銀行が「地域に、取引先に、株主に」より開かれ、より親しまれ、より信頼されるために、自らを見つめ直す日となっています。しかも、そのスローガンは、「地球にやさしく顧客に親切」です。どうやら、銀行側が意識を高めるための日のようです。なぜ7月1日かというと、1893年の7月1日に普通銀行に関する法規の基礎になる「銀行条例」が施行されたことからのようです。

銀行にも色々ありますが、7月1日は普通銀行の日ですね。ちなみに、「国立銀行設立の日」なんていうのもあって、こちらは6月11日。6月15日は「信用金庫の日」、9月3日は「しんくみの日」ですよ。

銀行の日に、お世話になっている銀行の歴史について思いを巡らす

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7月1日が普通銀行の日ってことが分かりましたが、そもそも銀行って、いつできてどんな歴史があるんでしょうか? 調べてみたら、それはたくさん情報が出て来て…ちょっとしぼって考察していきますね。まずは、世界で最初の銀行っていつどこにあったのか? を調べてみましょう。

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さかのぼること紀元前3000年! 現在のイラクにあたる西アジアのチグリス・ユーフラテス川下流地の古代王朝バビロニアに起源があるようです。また、現在の銀行のルーツは、1407年のイタリア・ジェノバに設立されたサン・ジョルジョ銀行だと言われています。銀行は「BANK」と教わったと思いますが、その元はイタリア語で、机やベンチを表す「BANCO」からきていると言われているんですね。

さて、日本の銀行の歴史というと……どこをスタートとしていいのか悩むところですが、発券銀行制度を導入しているアメリカ合衆国のナショナル・バンク制度を、伊藤博文が帝国議会に建議したときと考えると…1872年の「国立銀行条例」が制定された時と考えていいでしょう。1873年には渋沢栄一が日本初の国立銀行を設立していますしね。

銀行の日だから、話題のマイナス金利は押さえなきゃ!

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銀行の日に銀行について考えてみたら……思い浮かぶのは「マイナス金利」でした。最近話題になってますよね。これを機会に住宅ローンの借り換えをしたって人も多いはず。金利って、払うはずのものなのに、逆にもらえるの!? そんな疑問を持つ人もいるはず。なんか、そういう話も出ていますが、個人の預金がマイナス金利になるってわけではないですよ。

私たちが普段お世話になっている銀行は、そのお金を日銀に預けてるんです。その銀行が日銀に預けている分がマイナス金利になるって話です。日銀に預けたら、逆にマイナスになる! ということで銀行はお金を貸した方が得! ってことになるんですね。

銀行側からしたら、「家を建てるなら是非うちで建ててください!」「会社が事業を広げるなら、貸しますよ!」とまあ、単純にいうとそうなるってわけです。マイナス金利の目的はデフレを止めることのようですが、まだまだどうなるか分かりませんね。今後に期待したいと思います。

マイナス金利について詳しく知りたい人はコチラを見て下さい。
▼よくわかるマイナス金利の話

銀行の日 まとめ

銀行には番号があるって知っていましたか? 「金融機関コード」ってやつですよ。明治時代の第一国立銀行は今のみずほ銀行ですから、そこが0001です。みなさんが取引している銀行は何番でしょうか。銀行の日ですから、お持ちのカードの裏をちらりとみてもいいですね。

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