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読者の皆さんが、「入梅」と聞いて連想されるものは何でしょうか?春の訪れでしょうか?梅が咲く時期の事でしょうか? 実はこれ、梅雨入りを表す言葉なんです。そのまま読むと、「にゅうばい」ですが、「ついり・つゆいり」とも読むんです。上野駅の「不忍口」を「しのばすぐち」と読む類のものですね。

今回はこの入梅についての特集です。実践的な基礎知識から、知っていたらちょっとかっこい知識までご紹介します。これを読んで、他の人より先に、梅雨の準備をしちゃいましょう。

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気象上の入梅と暦学上の入梅の違いとは?

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入梅という言葉には、気象上と暦学上では意味が異なります。以下にその違いについてまとめてみました。

・気象上で使われる入梅
基本的に「梅雨入り」の漢語表現です。特に、西関東方言では、梅雨の季節を包括して「入梅」と呼びます。

・暦学上の入梅
梅雨入りの前の時期を指して使われます。(因みにこの頃から30日語が梅雨の時期に当たります。)

やや紛らわしいかもしれませんが、入梅は、気象上では梅雨入りそのものを指し、暦学上では梅雨に入る前の時期を指す、と覚えておけば問題ないでしょう。ただ、梅雨入りの時期は地域により違いが生じるので、厳密な定義は存在しません。もし正確な表記をしたい場合には、気象庁が発表する「梅雨入り宣言」を確かめてから使うようにしましょう。

▼気象庁が梅雨入りを発表したことに関するニュース

入梅って言葉はどういうところで使われるの?

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さて、そのような場面によって意味が違ってくる言葉である「入梅」ですが、初耳の人も多いと思います。「そんな言葉いつ使うのだろう?」と怪訝に思った人もいるかもしれません。そこでここではこの言葉が使われる場面を挙げてみました。

・手紙の挨拶で
「入梅の候」など、時候のあいさつで使われることがあります。近年は手紙を書く機会は減ってしまっていますが、その貴重な機会でこのような挨拶を使えたら、学識をアピールできるかもしれません。こちらについては後ほど改めてご紹介します。

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そもそも入梅の意味って何? 調べたら意外だった

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根本に立ち返ると、入梅の意味とは何なのでしょうか? また、なぜこのような表記をするのでしょう。ここではそのような知的好奇心のそそられる疑問についてお答えします。

先ほども述べた通り、気象上では入梅は梅雨入りを意味しますが、由来は、梅の実が熟れる頃に梅雨に入ることから「入梅」と表記をするようになったことだそうです。(ただ、諸説あります。) 梅雨ではなく入梅と表記をすると、自然が季節の変化を教えてくれることをしみじみと感じますね。

「入梅の候」という時候の挨拶はどこで使うの?

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さて、先ほどもご紹介した、「入梅の候」ですが、ここまで読まれた方は使ってみたくなったのではないでしょうか?そんな方のために「入梅の候」の使う場面を説明していきます。

・手紙の冒頭文
梅雨入りした湿度の高い季節になったときに使う時候の挨拶です。ただ、注意が必要で、相手の住んでいる地域が梅雨に入ってるかどうかチェックしておかなければなりません。また、なんと北海道には梅雨が無いという説もあります!

なので、相手の地域の天候にまで配慮した上での使用が望まれます。しかし、ビジネス文書でも友人宛の手紙にも添えられる汎用性のある挨拶なのでそこは便利です。

入梅 まとめ

入梅についての深い知見を得られましたか? 知識は知るだけでは不十分で、使ってこそ生かされるものですから、実際に使用できるといいですね。

ジメジメして洗濯物が乾かなかったり、雨水が靴に浸水したり、天気のせいで心まで曇ったりと、何かと厄介かもしれない梅雨ですが、「入梅の候、〜」から始める手紙でも書いてみませんか? また室内でできる新しい趣味を始めてみてはどうでしょう。いつもの入梅の季節が、過ごしようによってはあなたを豊かにしてくれるかもしれませんよ!

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