正月を過ぎると春先まで、すっかり悩まされる事になる花粉症。皆さんは、どのくらいの時期に受診をするでしょうか?
私(筆者)も花粉症のため毎年悩まされるのですが、2月頃にはいつもの薬を貰って、花粉のつらい時期に備えるようにしています。
そんな花粉症歴●年の私も、最初は病院に行った時に何科に行って、どのタイミングで受診したら一番いいのか、結構悩んだんですよね……。
で、これだけ毎年病院に通っていると、色々わかるようになってきたんですよ。
ということで今回は、そんな花粉症に悩める患者さんに、どのタイミングで受診すればいいのか? また、どこの科に見て貰えばいいのか。それをお伝えしていこうと思います!
目次
症状によってタイミングは変わる
ベストタイミングはこの時期
花粉症は個人差が大きいですよね。私の場合は目の痒みもそうですが、基本的に鼻水が止まらなくなります。ティッシュが何箱あっても足りないくらいです。
という様子で、花粉症にかかっている人は毎年同じ時期、同じ症状が出るので、おおよその把握が出来るようになると思います。
そこで、はじめて花粉症にかかった場合は仕方ないのですが、もし、花粉症が出ると解っている場合。
病院への受診は、症状が出ると思われる時期の
に済ませてしまうのがベストです。
なぜ、2週間前なのか?
これは、花粉の治療は症状が出てすぐ行われるというのではなく、効果が出るまで時差があるからです。
つまり……
のが、2週間なのです。
そこで、早め早めに対策をして、花粉症に備えるわけですね。特に、花粉は対策が遅れると本当につらい日々を過ごす事になります。
また、悪化すればそれだけ薬の効果は実感しづらい物に……というこで、薬が確実に効くタイミングから対策した方がいいのです。
こちらの動画では、そのあたりのことが詳しく解説されています。この記事と合わせて是非、時間を取って見ることをオススメします。
▼「徳島大学病院」TVいきいきらいふ第8回花粉症
受診する科を選ぶ一番のポイントとは?
専門的に見てもらう場合
花粉症の受診科。特に気にならない人は「内科でいいのでは?」と思うのではないでしょうか? もちろん、内科でも大丈夫です。
ただし、もっと専門的に見て貰いたい場合は
を受診するようにしましょう。ちなみに私は「耳鼻科」を受診しています。
ズバリ! 受診する科を選ぶポイントとは?
これらの科を選ぶポイントですが、基本的にその人の症状に合わせて行くことになると思います。
鼻水が辛い、くしゃみが止まらないと言う場合……
目の痒みが止まらないと言う人は……
花粉症そのモノがアレルギー反応ですので、特に決まらない場合は……
上記が一つの目安となりますので、たらい回しになる前に参考にしてみてください。
最初に行った通り、もちろん内科でも診察して貰えます。
また、ひとつの科だけではうまく治りきらないという事も少なくありせん。そう言う場合は、幾つかの科を同時に受診するといいでしょう。
アレルギー検査の種類と費用はどれくらい?
検査費用はズバリこれだけかかる
自分がアレルギーがあるかどうかの検査と言うのは……
の費用で診て貰えるそうです。
これは保険が適用されて5000円で、適用外の物であったり、追加で受診する場合はその都度別料金が発生する仕組みとなっています。
検査方法はいくつかあり、有名であったり馴染み深いのが……
ではないでしょうか。
症状を聞かれたり、皮膚に紙やシールを貼って、赤くなったらアレルギーである、というやつを子供の頃にやった記憶のある人もいると思います。
もっと高額な検査も
他にも「食物除去試験」と言われて、アレルギーの原因と考えられる食品を2週間の間食べないようにします。これは、特に変化がなければ、その食品は食べても大丈夫というものです。
逆に、原因と考えられる食品を食べる「食物負荷試験」というやり方があります。こちらは当然、本当にアレルギーであった場合、非常に危険なので、医師の指導のもと行われる検査です。
以上が検査の方法になるのですが、一般的なのはやはりパッチテストではないでしょうか。私も子供の頃に学校の検査の一環でやった記憶があります。
どちらにせよ、結構費用が掛かるので、出来れば検査をしないで済むように日頃から注意したいですね。
ちなみに花粉症の治療で即効性がある治療法として、「ステロイド注射」がありますよね。でもあれって実は副作用がヤバイんですよね……こちらの記事にその真実をまとめましたので、興味がある方はどうぞ。
花粉症は病院に行くタイミングが大事 まとめ
いかがでしたか? 病院の検査、なるべく早く花粉症を緩和する為にも、自分がどのくらいに花粉に悩まされるのか時期を把握して、2週間早い検査を受けられるようにしておきましょう。
また、はじめてかかったと言う人も遅くなればそれだけ花粉症が辛くなります。なるべく早く診てもらうようにしてくださいね。
その際は、自分の症状とよく相談して、なるべく専門の科で診て貰うようにしておきましょう。
あと下の「関連記事」にも、色々な花粉症の豆知識を載せていますので、併せてご覧ください!