正月飾りのひとつである、しめ縄。毎年お正月になると、気になってくるのが飾りをいつ頃飾ればいいのかということですよね。
私の家でも、正月飾りを用意はしますけど、この時期にはなんとクリスマスが被ってきます。クリスマスが終わる前に正月気分を出すのも、なんだか変な気がします。
そこで、縁起の良い日といえば大安です。ならやっぱり、クリスマスが終わった後の大安に飾るのがいいのかな? と思って、その真相を調べてみました!
しめ縄を飾るのに、なんと大安や仏滅は、関係なかったのです!それでは行ってみましょう!
目次
「しめ縄は大安に飾ると縁起がいい」の真実
たまに「大安に飾った方が縁起がいい」であったり、「正月の飾りなんだから仏滅は避けるべき」と言われる人がいます。言わなくても、仏滅の日に飾るとあからさまに嫌な顔をされる方もいるのだとか。
でも実は、しめ縄を飾るのに大安や仏滅はまったく関係がなかったんです。
その根拠を説明しましょう。まず前提として
時々勘違いされるのですが、神様と仏様はまったく別物なので、関係がないんですよね。なので当然、大安に飾ると縁起が良くて、仏滅に飾ると縁起が悪いなんてことはないのです。
また、詳しい飾りの時期は下の方でお話ししますが、こういう動画もありますのでまずは参考にしてみてください。
▼お正月飾り飾る期間は??? しめ縄の飾る時期?
しめ縄を飾る場所の意味とは?
そもそも、しめ縄って何に使うの?
それじゃあ、しめ縄を飾る時はどんな場所に飾ればいいのでしょう? それにはまず、しめ縄がどんなものなのかを、考えないといけませんね。
そう、しめ縄には……
ということを示す意味があります。御神木の周りにも飾ってたりするのですが、見たことがあるでしょうか? あれらを思い浮かべれば、なんとなく納得いただけると思います。
神様の領域と、現世とを隔て、不浄な物が入らないようにするための飾りなんですよね。
どこに飾ればいいの?
では、お家の中だとどこがいいのか。これには実は、決まりがありません。
でも、神様をお迎えできるよう、綺麗な空間を作る目印の役割が、しめ縄にはあるのです。
なので……
お子様の成長を願う場合は以下の場所が想定されます。
上記のように「何を願うか?」を思って飾ってあげると、御利益があると言われています。
ここは押さえろ! しめ縄を飾るベストな時期とは?
まずは一般的な期間から
では、動画でもちょこっと出ているのですが、大安や仏滅を避けなくていいのなら、逆に、どんな時期に飾るといいのでしょうか?
ここでお伝えする事は地域にもいろいろあるのですが、一般的に良いとされる時期をあらためてご紹介します。
それが……
12月の26日〜28日
にかけての、3日間です。
正月はじめは13日からなのですが、でも、クリスマスがあるので、しめ縄とクリスマスツリーがゴッチャリするカオスな状況を防ぐ意味でも26日からの3日間がオススメです。
ベストな日とNGの期間
クリスマスが終わってから。特に28日。この日がベストで、「八」の字は末広がりでとても縁起がいいとされています。忘れず飾る事ができるなら、28日にするのがベストでしょう。
ただし、29日を過ぎるとタブーとされますので、この点は注意してください。その理由ですが…
30日:月末は晦日といい、「一夜飾り」になるから。
31日:大晦日であり「一夜飾り」になるから。
と言う風になります。
ただし、30日に関しては地域によって「正月飾りの日」とも言われるので、こうした地域差があるのは、あらかじめご了承くださいね。
しめ縄を飾る日って大安がいいの? まとめ
いかがでしたか? 大安といえばなんだか縁起の良い日に感じて、しめ縄などの飾りをするのにも、ちょうど良さそうなのに意外ですよね。
ただ、神様と仏様を日本では時々混同しますけど、それぞれまったく別の存在です。神事に仏事の六曜が影響しないと言われれば、なるほどと思ってしまいました。
そうした六曜の面白いお話しなどもあるのですが、こちらの情報はまたの機会にお話しできるといいですね。
とにかく、しめ縄を飾るなら、26日〜28日を目安に。逆に29日〜31日は避けた方がいいなど、これらは他のお正月飾り、鏡餅や門松にも言えるので、覚えておくといいですよ!