台風が原因で海外旅行中に事件や事故に遭遇したりする可能性は大いにありますね。
あなたが「海外旅行保険って必要?」と疑問に思っているのなら、私は「即座に必要!」と答えておきましょう。
特に台風に遭遇する可能性があるなら、加入は必須です!
ちなみに海外でケガや病気の治療をした場合、日本国内の健康保険は適用されません。そのため治療費が非常に高くなるのです。
参考までに病気に関して、米国や欧州では盲腸を手術するだけで200万円を超えることもあるのです。
また、海外旅行保険に入っていると、24時間対応で、トラブルに関する相談や病院の紹介、アドバイスなどが受けられます。
金銭面だけでなく、精神面でのサポートが受けられのが大きなメリットですね。今回は、そんな台風時にも強い海外旅行保険についてまとめてみました。
目次
台風にも強い「海外旅行保険」の補償内容って?
海外旅行保険には、総合的に補償するセットプランの保険と、補償内容を選べるタイプのフリープランの保険があります。
総合的に保障するタイプで補償内容を見てみると、次のような内容があります。
- 傷害治療費用
- 疾病治療費用
- 傷害死亡
- 傷害後遺障害
- 疾病死亡
- 賠償責任
- 携行品損害
- 救援者費用
- 入院一時金
- 航空機寄託手荷物遅延費用
- 航空機遅延費用
- 旅行変更費用
- 偶然事故対応費用
特に台風に遭遇して助かるのは「航空機寄託手荷物遅延費用」「航空機遅延費用」「旅行変更費用」「偶然事故対応費用」ですね。
他にも万が一、台風による事故に巻き込まれて被害にあってしまった場合は「携行品損害」「救援者費用」は役に立ちます。
ちなみに補償内容を選べる保険会社は、損保ジャパン日本興亜、ジェイアイ傷害火災、AIU保険会社などです。三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、エース保険、東京海上日動、au損保などは、全てセットブランで、補償内容は選べません。
ある調査によると、高額医療費が必要な海外旅行トラブルは、4万回に1回の割合だそうです。それを思うと、高額な補償内容を求めて高い保険料を支払うのも考えものですね。
治療費だけで言えば、保険金は300万円から400万円ぐらいを考えていれば良いでしょう。
海外旅行保険の補償内容は色々ありますが、まずは治療補償について調べておきましょう!
▼海外旅行保険の治療費の補償「治療補償」について
旅行先の台風に備えるための「海外旅行保険」の手続の極意を教えます!
海外旅行保険の手続はそれほど難しくはありません。
しかし、保険内容を確かめるなどの時間は、それなりに取るべきです。
手続き方法としては、旅行前に保険会社の窓口に行く方法、インターネットを利用する方法、空港で保険会社カウンターか自販機を利用して手続きする方法があります。
一番お薦めできないのは、空港で手続きする方法です。これは、急ぐなどの時間的制約があったりするので、内容をよく確かめずに契約する恐れがあるからです。
やはり、旅行前に手続きするようにしましょう。台風時は特に出発時刻が乱れる可能性が高いので、なおさらですね。
というわけで一番のお薦めは、ネットを利用する方法です。ネットで加入すれば、カウンターで入るよりかなり保険料が安くなる商品もあります。保険会社のサイトでチェックしてみましょう。また、ネットなら旅行出発直前でも加入が可能です。
旅行途中の一定期間だけ海外旅行保険に入ることができると思っている人がいますが、それはどの保険会社でもできないことになっています。
「日本の自宅を出発してから自宅に帰るまでの旅行行程」が補償対象となっていますので、注意しましょう。また、この規定から分かるように、海外旅行の途中から海外旅行保険に加入することはできません。
保険会社はどこがオススメ? せっかくなので比較してみた
保険市場というサイトが薦めている保険会社のベスト3をズバリ紹介しましょう。1位は「三井住友海上」、2位は「損保ジャパン日本興亜」、3位は「ジェイアイ傷害火災」となっています。
それでは簡単にですが、それぞれの会社の海外旅行保険の特徴を見ていきましょう!
- 三井住友海上
基本保険料:1,580円
旅行先と日数によって保険料を決めることができます。また、リピータ—に対して割引き制度があります。 - 損保ジャパン日本興亜
基本保険料:1,420円
三井住友海上と同様、行き先・日数別に保険料を決められます。また、フリープランをとっていますので、オーダーメードで補償内容が決められます。 - ジェイアイ傷害火災
基本保険料:1,390円
この保険には、リピーター割引とフリープランがあります。また、365日24時間トラブル対応や提携病院でのメディカルサービスをキャッシュレスで提供しているのが特徴のようです。
事故や病気で海外の病院を利用することになった場合、キャッシュレス(支払手続きを保険会社が全て代行してくれるもの)で診療や治療が受けられる病院がどれだけあるかは、ぜひ調べておきましょう。これは保険会社選びの重要なポイントの1つとなります。
とりあえず保険が付いているクレジットカードを持つという手もあり
不安だけど、わざわざお金を払ってまで保険をかけるのもなぁ、という方は海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードを持つのが良いでしょう。
おすすめは年会費永年無料のエポスカードです。
- 傷害死亡・後遺障害:最高500万円
- 傷害治療費用:200万円(1事故の限度額)
- 疾病治療費用:270万円(1疾病の限度額)
- 賠償責任(免責なし):2000万円(1事故の限度額)
- 救援者費用:100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
- 携行品損害(免責3,000円):20万円(1旅行・保険期間中の限度額)
年会費が無料でこれだけの保険が付いてくるなんて最強のカードだと思います。
まだ持っていない方は、ポイントがもらえるキャンペーンを実施中ですので、海外旅行に行く前にこちらのページから申込むと良いでしょう。
台風でも保険加入で旅行 まとめ
保険の手続きとなると、ついつい面倒臭くなるものですね。しかし、海外旅行で台風などの思わぬトラブルに巻き込まれた時を考えれば、海外旅行保険加入は必須のことだと言えます。
いざという時の補償には、手続き負担や保険料負担にかけたエネルギー以上の見返りがあるはずです。
トラブル対処の金銭的な負担もさることながら、何よりも精神的負担を軽くしてくれることが大きいですね。
ぜひ、海外旅行保険に対するしっかりした考えをよーく調べて、思わぬ台風に遭遇にも備えて、楽しい海外旅行を満喫したいものですね!