今年も紅葉の季節がやってまいりました! 新宿御苑は桜で有名ですが、紅葉もまた美しい園です。とにかく広い園ですから、紅葉を楽しみながらのんびりできるのが良いですね。
そんな紅葉でも人気の新宿御苑ですが、私(筆者)も今年は是非見に行きたいと思い、いろいろと調べてたら、結構知られていない紅葉スポットや、同じ園内でも見頃が変わってくることに気づいたんですね。
そんな訳で、今回は私も知らなかった新宿御苑の紅葉の見方や訪問時期、見る際のマナーなどを書いてみましたので、ご覧ください!
目次
新宿御苑の紅葉の見頃は木によって違う!?
なぜ木によって時期が違うのか?
まず前提として、新宿御苑の園内には以下の3つの庭園があります。
時期がズレるのは、各庭園で異なった種類の樹木が植えられているため、それぞれの樹木の紅葉が時期をズレて始まるからです。
ちなみにこのような理由から、園内の紅葉の見頃は長く、11月上旬から12月初め頃まで楽しめます。
樹木別紅葉の時期一覧
新宿御苑に植えられている樹木の中で、紅葉を彩る主な樹木の時期は以下のとおりです。
11月上旬
11月中旬
11月下旬
行くたびに違う木々の紅葉がピークを迎えていることになり、新宿御苑はいつ行っても色どりが絶えない所です。
園内にはカエデ(モミジ)1000本、イチョウ270本、プラタナス230本があり、かなりの大木になるケヤキやユリノキもあります。
こういう訳で、新宿御苑の紅葉は11月上旬から見頃を迎えると言ってもいいでしょう。例年下旬がピークになっていると思いますが、近年は温暖化の影響で、12月に入ってからもかなり色づきを見ることがありますね。
紅葉時期に感じられる新宿御苑の空気感が伝わってくる動画です。
▼紅葉・黄葉便り2013 【新宿御苑の木立】 Shinjyuku Gyoen : Autumn Leaves in Tokyo
行ったら絶対見たい!紅葉の要チェックポイント
新宿門からが鉄板ルート
新宿御苑の紅葉の中で特に有名なのは新宿門そばの紅葉林です。約40本のカエデが赤く色づき、空気自体が赤く染まったようなあでやかさです。
日本庭園の東側にある上の池も真っ赤なカエデの色づきが見事です。ここの池周辺は整備された落ち着きがあるので、ゆったりと過ごしやすいのが特徴です。
デートコースのオススメルートは?
デートコースとしてお薦めなコースも新宿門からスタートします。コースとしてはざっくりこんな感じです。
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2. その先の大木戸休憩所があり、横にイギリス風景庭園があるので、芝生に寝転んで紅葉を眺める。
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3. 大木戸休憩所に戻って、フランス庭園を抜ける。そこには156本もの見事なプラタナスが一直線に並んでいるので、鑑賞しながらロマンチックな気分に浸る。
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4. フランス庭園を抜けると、その先に日本庭園が広がるので、茶室から秋の紅葉を見ながら和の趣をじっくりと感じる。
フランス庭園のプラタナスは、まるでモノクロ映画の名作「第三の男」のラストシーンに出てくるような光景を思わせます。ベンチに座って、プラタナスの黄金葉を見ながら恋人と語り合うのも良いですね。
それダメ! 新宿御苑を楽しむための注意事項
新宿御苑は、老若男女いろんな人が、静かに安全に楽しむための場所です。そのためには、この場所ならではのルールを守る必要があります。
まずは、お酒の持ち込みや遊具の使用が禁止されていることに注意してください。そのために、入園する際、手荷物を確認される場合があります。その他にも、次のようなものが禁止されています。
このようなルールは、しっかり確認して守るようにしましょう。そして、気分よく紅葉を楽しむには、混雑を避けて開園直後に入園するのがお薦めです。
開園時間は9:00〜16:00です。閉園する時間が早いことにも注意しましょう。
新宿御苑の紅葉の見頃 まとめ
いかがでしたでしょうか? 新宿御苑の紅葉が、10月下旬から12月上旬までの長い時間楽しめる理由がお分かりいただけたと思います。
また、秋のデートコースという目で新宿御苑をチェックしてみると、かなりイケてる場所が多いと感じられたのではないでしょうか? 一番のお薦めはまっすぐなプラタナスの並木道です。
あまり人がいない時に、恋人と2人で黄金の並木道をゆっくりと歩いてみるのは、至高の時間と言えるのではないでしょうか?
そのためには朝早くから園内に入るのがオススメです! ともあれ、ぜひ今年は、余裕ある心で新宿御苑の紅葉を満喫してみてください。