初日の出と言えば、だいたいお決まりの風景がありますね。
海か山から太陽が昇る景色が圧倒的に多いですが、その中でも富士山と初日の出の組み合わせが一番多いのではないでしょうか?
太陽も富士山も大きな夢を見ているように感じるので、新年にふさわしいということで、この2つは結びつくのかも知れませんね。
私(筆者)は本栖湖をはじめ、数々の富士山を上る初日の出を見ていますが、その光景は今でも覚えています。何とも言えない神秘的なものがありました。
そんな感動を思い出しながら、今回は私が実際訪れた『富士山の初日の出 観覧スポット5選』と、見るときに必要な持ち物、あまり知られていない『空の上から見る初日の出』を特集しました。
それでは、張り切ってまいりましょう!
目次
初日の出を富士山と共に見る穴場スポットを大公開!
富士山と共に初日の出を見る絶景スポットは、いくつもありますね。その中でも今回は私が選んだベスト5を紹介していきます。
1.本栖湖
富士山と初日の出で、絶対に外せないスポットが本栖湖です。富士の裾野から上る朝日が湖に映る光景は、何ともいえない透明感があります。
2.精進湖
精進湖も麓付近から初日の出が見えるスポットですね。ここは湖畔から立ち込める朝もやが生じるので、幻想的な情景に一見の価値があります。
3.山中湖
山頂に朝日が登ると「ダイヤモンド富士」と呼ばれますが、山中湖は「ダブルダイヤモンド富士」が見られる穴場です。
これは、ダイヤモンド富士が湖に投影されることで、その姿が現れるのですが、この山中湖ではこの光景が見られるのです。
4.富士ヶ峰
富士ヶ峰は、富士山を回りこむように移動することで、富士山から昇るご来光を何回も撮影できる穴場スポットです。ですから、地理を知っている多くの写真家が愛好しているスポットです。
5.新倉山浅間公園
富士吉田市にある新倉山浅間公園は、忠霊塔と富士と市内を見渡せる光景が絶景です。富士山と五重塔のコラボが何とも言えない風景をつくり出しています。
以上になりますが、こちらは素晴らしい「ご来光」を富士山の上空から写した動画です。
▼2016年の初日の出 富士山上空から「ご来光」
えっ本当? 空の上から見る方法とは
皆さんは、JALの「初日の出初富士フライト」というのを知っているでしょうか?羽田空港と成田空港からフライトする、元旦だけの特別イベントです。2018年のフライトは下記の通りでした。
気になるお値段ですが、成田空港発を例にとって説明します。
<エコノミークラス>
そして参加特典として、フライトの搭乗証明書やおせち風の弁当、紅白まんじゅうが付き、海外旅行券5万円分などが当たる抽選会にも参加できるようです。
毎年このツアーは好評を得ており、窓側2席はいずれも発売開始1時間半で完売し、中央部も数日で完売するらしいですよ。
詳しくはこちらの初日の出 初富士フライトのページでご確認ください。
持ち物はこれを持って行こう!
当然ですが、元旦の朝は寒いです。特に富士山周辺は相当冷え込みます。
厳重な防寒対策を考えて、初日の出を無事に拝める準備をして出かけるようにしましょう。そのために用意した方が良いものをリストアップしてみました。
2.マフラー、手袋、イヤーマフ、マフラー帽子、ネックウォーマー
3.カイロ(張るタイプ、手で握れるタイプ、足に張れるタイプの3種類)
4.ブランケット
5.レジャーシート
6.生姜の飴
3.のカイロは、( )内に書いているほどはいらないかもしれませんが、何かとあれば便利なものです。
4.のブランケットも、絶対なくてはいけないものではありませんが、どうしても寒さに我慢できないとき、とても役立ちます。
6.の生姜の飴は、体の中から温めるために効果的ですよ。これは、温かい飲物を飲み過ぎて、トイレに行きたくなるのを防ぐために役立ちます。
富士山の初日の出 穴場スポット5選 まとめ
いかがでしたでしょうか? 初めに述べた絶景穴場スポットについて、もちろん、ここで取り上げたもの以外にも多くのスポットがあると思います。
また、紹介した場所でも、まだ行ったことのない所は多いと思います。来年の元旦は、ぜひ違った場所で初日の出を拝みたいものですね。その時は、ぜひ記事にある持ち物もチェックしてくださいね。
それにしても、JALの「初日の出初富士フライト」は、ちょっと贅沢な催しですね。これを楽しむことができる人は羨ましいです。
どんな楽しみ方であれ、「富士山とセットで初日の出」というのは、元旦にふさわしい日本人の心の原風景だと言えるでしょう。