ドイツと日本の似ている所。テレビでもちょっと取り上げられて、話題にもなりましたよね。私も「あぁそう(Ach so)」の発音と、使い方や意味の部分とか、見ていて「ホントなの?」と思いながらも、面白いなぁ、って感じたものです。

でも、実際どうなんだろう? って気になったので調べてみたら、「いやそんなことないよ」「全然似てない」「むしろ真逆」と、否定的な意見もいっぱいで、「ん? 違うの? どうなの?」なんてホントはどうなのかますます気になってしまいました。

そこで「こういう所が似ているんだな!」って言う部分を見つけてきましたので、今回はそんなドイツと日本の共通点を、ピックアップしていきますね。

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こんなに似てる! ドイツと日本の共通点とは?

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こんな国民性がそっくり!

調べた結果、ドイツと日本人に共通して言えるのが、

  • 勤勉であり真面目
  • ちょっと閉鎖的
  • 機械に強い
  • 車産業が盛ん
  • などが挙げられるそうです。

    ちなみに過去にテレビで紹介された、「Ach so(“なるほど”の意で発音が「あっ、そう」)」など、言語にもちょっと似た部分が見えてきますね。

    とくに性格の問題で、これには「いや、ドイツ人は言う程勤勉でも真面目でもないよ」という意見も多数見られました。

    でも、その中で日本人と似ているなと言われる理由に、日本人の真面目さや勤勉さというのが、ドイツ人にとってイイものだってされて来た物だかららしいのですよね。

    ちなみに、確かにドイツ人に限らずヨーロッパの人達は、日本人に比べてすっごくラフというか適当で、よく労働時間などでその違いをネタにされるのですが、その中でもドイツ人は電車の時刻にすごく正確なのだそうです。

    それだけだと「えっ、なにを当たり前な事を」と思われるかもしれませんが、実は日本の電車のように時間ピッタリに到着してピッタリに発車するというのは、海外では珍しい事で、その中でも比較的一番正確なのがドイツなのだとか。

    その為、海外ではドイツが日本と一番近いと言われる理由にもなっているのわけですね。

    両国に共通する身近な文化とは?

    その他にも、すぐに謝罪をしないのが欧米でのイイところでもあり日本とは違うところなのですが、実はドイツの人も日本人と同じく、割と頻繁に「すみません」という言葉を使うそうです。

    例えるなら、道を尋ねる時に……

    「ちょっといいかな? 道を聞きたいんだけど」
    と言うのが、他の欧米人
    「すみません、道を尋ねたいのですが」
    と言うのが、ドイツ人。

    という事らしく、この辺りは少し、なるほどなぁと納得してしまう共通点でした。

    ちなみに「ドイツと日本が似ている!」という話について、海外の反応をまとめた動画などもありますので、チェックしてみると面白いかも知れませんね。
    ▼【海外の反応】ドイツと日本も似たもの同士?【ドイツ大好き】

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    どうしてこんなに似たの?

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    でも、どうして2つの国は似ているのでしょうか? 日本もドイツも位置的にはすっごく離れていますし、そもそも「似て居ない派」の人達が指摘するように、日本とドイツでは文化が全然違います。

    そんな中でもちょっとずつ共通点ができているのには、やはり歴史的な繋がりが関係していそうですよね。

    一説に言われるのが、明治維新の頃。当時の日本人はどちらかと言うとイタリア気質だったそうなのですが、開国後、日本の帝国陸軍が徴兵や教育のお手本にしたのはドイツだったのです。

    後に第二次世界大戦などでは枢軸国として同じ陣営にあったように、当時の日本にとってドイツは欠かせない存在だったのは間違いないですよね。

    戦後はアメリカとの関係から、ちょっとずつ現代ではドイツっぽさは薄れたのですが、ドイツが日本に似ているというよりも、明治の頃から日本がドイツをお手本に真似をしてきたというのが正しいようです。

    そうやって考えると、ドイツ人と日本人に似通っている部分ができるのも、なんだか納得ができますよね。

    逆にドイツ人は日本人とのこんな違いを感じてる

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    もちろん、既に「似て居ない派」の存在を示した通り、違う点も多くあります。むしろ、違う点の方が多いと言うのは、まあ当たり前といえば当たり前ですよね。

    そんな中で、やっぱりドイツ人からしても、日本人との違いに驚くことは多いそうです。マナーや文化はその通りなのですが、現代社会に生きる者として海外の人はやっぱりそこに驚くのだな、と感じたのが労働への意識の違いでしょうか。

    そうなんです、どの国からも言われるのが「日本人は働き過ぎている」という点です。

    これにはやっぱり他の国の例に漏れず、同じく勤勉で真面目と言われるドイツの人もびっくりしているそうで、あちらでは日曜は必ず休みで、労働だってどんなに働いても8時間。それ以上の残業なんてあり得ないそうなのです。

    日本人からすると「なんて夢のような世界なんだ」という感覚ですが、ドイツ人からすれば「働くばかりの人生なんて狂っている」くらいの物らしく、これには本当に、もうちょっと真面目に向き合うべき問題なのですが、それはまた別のお話しですね。

    労働環境・意識の違い。

    現代でもっとも海外と日本でギャップを感じるのは、やっぱりこれなのは間違いなさそうです。

    ドイツと日本は超似てる まとめ

    いかがでしたか? 日本人とドイツ人が共通して言えるのは、「真面目で勤勉」ということ。他にも工業文化なども似ていましたね。

    ただし、国民性や文化が全て似ているかというと、もちろんそうではなく、中でも完全に労働環境や意識に関しては、真逆な発想を持っています。

    いろんな意見が飛び交う「似てる似てない」ですが、戦時中前後の日本とドイツの関係を考えると、なるほど、似てても不思議はないんだなぁ、って思うところが、ありますよね。

    これからもお互いのいい所はお手本に、素敵な歴史を繋げていきたいですね。

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