夏が近づくにつれて気分が開放的になってくると、あちこち出掛けたくなってきますね。せっかくだから駅弁でも買って電車で遠出しちゃおうかな、という人もいるのではないでしょうか。そんな“お出かけ飯”である駅弁ですが、駅弁にも記念日があることは知っていましたか? 駅弁記念日、どんなものか気になったので調べてみました!!

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7月16日が駅弁記念日ってなぜ? 初めての駅弁とは?

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電車で遠出する際に何気なく食べている駅弁ですが、7月16日がその記念日だと知っている人はそう多くないのではないでしょうか。駅弁記念日が制定されたのは1885年(明治18年)7月16日のこと。日本で初めて駅弁が発売されたのがこの日だったという説にちなんで制定されました。ちなみに、1885年と言えば、伊藤博文が初代内閣総理大臣に就任した年でもありますね。そんな昔からあったとは、驚きですね。

駅弁が初めて売られたのは、この日に開業した日本鉄道の宇都宮駅でした。宇都宮市で旅館業を営んでいた白木屋嘉平という人が、たまたまその旅館に宿泊していた日本鉄道の重役の勧めで販売したのがきっかけだったそうです。

日本初の駅弁の内容は、握り飯2つとたくわんを竹の皮に包んだだけのシンプルなもので、値段は5銭だったそうです。当時は2銭が400円くらいだった様なので、5銭だと900円程度だったのでしょう。今では900円でおにぎり2つでは高く感じますが、電車の中で駅弁を食べるというのは粋な行為だったのかもしれませんね。

駅弁記念日には東京駅がヤバいことになっているぞ!

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いつもたくさんの人で溢れている東京駅ですが、今回はそんな東京駅のエキナカ施設で行われているという「GRANSTA東京駅弁まつり」についてご紹介します!!

場所は東京駅の地下1階「GRANSTA(グランスタ)」と、東京駅改札内1階のノースコートにある「GRANSTA DINING(グランスタ ダイニング)」の2施設で開催されます。このイベントに合わせて、期間限定の夏の新作駅弁が発売されるとのことなので、駅弁好きな方は必見ですね!

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内容は暑い季節にピッタリな夏野菜中心のヘルシー系からエネルギー満点の肉系のものも取り揃えているので、草食系の方も肉食系の方も楽しめるラインナップになっています。また、日程は例年7月6日から22日ごろに行われています。この時期に東京駅周辺へ出かける予定のある方は、ぜひ一度、立ち寄ってみてください!!

過去のものですが、駅弁まつりの動画があったので参考にご覧下さい!!
▼駅弁 東京駅 | Lunch box Ekiben bento @ Tokyo station

駅弁の日にオススメしたい”意識高い系”駅弁5選

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せっかくの駅弁記念日ということで、おススメの駅弁をご紹介いたします!!

  • 「峠の釜めし」群馬県 信越本線 横川駅
    鶏肉・ささがきごぼう・椎茸などがのった釜飯。益子焼のかわいらしい窯は食べ終わってからも取って置きたくなってしまいます。
  • 「ますのすし」富山県 JR西日本北陸本線 富山駅
    ビジュアル的にも有名なますのすしは、円形木製の箱に、笹の葉に包まれたマスの押寿司が入っています。
  • 「牛肉どまん中」山形県 奥羽本線 米沢駅
    ガッツリ食べたい人におススメなのが、こちら。山形県産米「どまんなか」に牛そぼろと牛肉煮をのせた牛丼風のお弁当。
  • 「あなごめし」広島県 山陽本線 宮島口駅
    アナゴのだし汁で炊いたご飯の上に、100年以上継ぎ足し続けるタレに漬けて焼いたアナゴがのっている。
  • 「元祖特撰牛肉弁当」三重県 近鉄山田線 松阪駅
    じっくりと網焼きにした黒毛和牛に秘伝のタレをかけた逸品。これはもう箸が止まりません。

全国には素敵な駅弁がまだまだたくさんありますので、この機会に自分のお気に入りの駅弁を探してみてもよいかもしれませんね。

駅弁記念日 まとめ

子供にも大人気な駅弁ですが、実は海外にも日本の駅弁が好きな方は結構いるんだとか。小さな箱の中で色とりどりな地域の食材が並んでいて、見た目に綺麗なだけでなく美味しくて安い! と大好評なんだそうです。様々な工夫を凝らして作られた日本の駅弁は、安くて美味しく美しい、日本の食文化の一つでもあるんですね。

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